ラ・フェミス(国立高等映像音響芸術学校)脚本科の卒業。短編映画「Junior」(11・未)がカンヌ国際映画祭の批評家週間に選出されてアンジェで開催されたプレミア部門の観客賞を受賞し、デュクルノーは一躍注目を集めることになった。彼女初の長編映画、「RAW~少女のめざめ~」は2016年のカンヌ批評家週間のコンペティション部門で上映されて衝撃を生み、フィプレシ(国際映画批評家連盟)賞を獲得した。同作品は上映されてさまざまな国際的映画祭(トロント、サンダンス、ジェラールメ、シッチェス)において賞を獲得し、世界中に配給された。デュクルノーは、彼女の2作目の長編映画「TITANE/チタン」で2021年カンヌ国際映画賞の最高賞パルムドールを獲得した。