1959年7月15日生まれ。80年代には多くの映画で助演をつとめた。ジャン=ジャック・ベネックスの「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」(86)、クロード・ソーテ監督「僕と一緒に幾日か」(88)に出演。89年、その年活躍した若手に贈られるジャン・ギャバン賞を受賞。92年には、コリーヌ・セロー監督「女と男の危機」でセザール賞主演男優賞に初めてノミネートされる。2015年に「ティエリー・トグルドーの憂鬱」でセザール賞主演男優賞、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞。98年の「パパラッチ」では、脚本も担当した。近年の代表作に、「君を想って海をゆく」(09)、「母の身終い」(12)、「ロダンカミーユと永遠のアトリエ」(17)がある。