ウィーン国立歌劇場2020 in CINEMA<トスカ>

10.1[fri]東劇・新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー <料金>一般:3,000円/学生:2,000円 ※特別興行作品の為、各種割引サービス・無料招待券はご利用いただけません。

「世界三大歌劇場」「オペラの殿堂」日本初の劇場公開!
世界最高峰のソプラノ歌手ネトレプコによる、屈指の名作を大スクリーンで

世界三大歌劇場、「ウィーン国立歌劇場」の公演を日本“初”劇場公開!

スカラ座、メトロポリタン歌劇場と並び、世界三大歌劇場の一つであるウィーン国立歌劇場が、日本の映画館に初登場。世界でも最大のレパートリーを誇り、9月から6月のシーズン中は、50以上の演目が、毎日日替わりで行われ、その数は300回を越える。最高峰の歌劇施設として、本日まで揺るぎない地位を確立しているオペラの殿堂で、情熱的なドラマが繰り広げられる。

ウィーン国立歌劇場で600回以上も繰り返し上演された不朽の名作『トスカ』を大スクリーン×5.1chサラウンドの極上クオリティで上映!

作曲家プッチーニの最高傑作であり、ウィーン国立歌劇場で600回以上繰り返し上演されている不朽の名作『トスカ』。ドラマティックな展開を繰り広げるストーリーと共に、「歌に生き、恋に生き」、「星は光りぬ」、「妙なる調和」などの人気のアリア、また、壮麗な舞台美術や衣裳が大きな見どころとなっている。格式高い不朽の名作を、極上クオリティで映画館にお届け。

21世紀のオペラの女王、アンナ・ネトレプコと夫のユシフ・エイヴァゾフとの夫婦共演は必見!

トスカ役には、世界的ソプラノ歌手のアンナ・ネトレプコ。圧倒的な歌唱力と美しさで、「歌う女優」と称され、その実力は、「タイム」誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」にクラシックの音楽家として初めて選出されるほど。嫉妬深く、感情豊かなトスカを熱演し、名曲『歌に生き、恋に生き』では、圧倒的な演技力と歌声を、劇場に轟かせた。トスカの恋人のカヴァラドッシ役には、ネトレプコの実の夫でもあるユシフ・エイヴァゾフ。トスカと違い、気弱で繊細な役を好演し、終盤の見どころである名アリア『星は光りぬ』では、悲壮感に満ちた見事な歌声を響かせた。ネトレプコとエイヴァゾフによる、ぴったりと息の合った二重奏にも注目。

STORY

第1幕

第1幕

舞台は1800年6月、ローマ。共和制の崩壊により、王制のもと恐怖政治が行われる中、共和主義者として投獄されたアンジェロッティは脱獄に成功。聖アンドレア・デッラ・ヴァッレ教会に身を隠す。アンジェロッティはそこで、共和主義の同志だったカヴァラドッシと出会い、彼はアンジェロッティを自身の隠れ家に案内するのであった。一方アンジェロッティを捜索していた王党派の警視総監スカルピアは、教会でローマの歌姫トスカを見つけ、恋人のカヴァラドッシの家に行くよう仕向けその後を手下に尾行させるが、時同じくして、スカルピアの下に王党派が共和制を掲げるナポレオン軍を破ったという知らせが入る…
第2幕

第2幕

その夜スカルピアはカヴァラドッシを拷問にかけ、アンジェロレッティの居場所を聞き出そうとする。口を割らないカヴァラドッシ。スカルピアはトスカを呼びだし恋人が拷問される姿に耐えられず隠れ家の場所を教えてしまう。その時、スカルピアの下に、王党派が勝ったというのは誤報でナポレオン軍が勝利したという一報が舞い込む。喜ぶカヴァラドッシに、怒ったスカルピアは死刑を宣言。彼の命を助けてほしいと懇願するトスカに、スカルピアは体を自分に捧げるなら助けてやると言い、見せかけのカヴァラドッシの銃殺刑執行を約束。スカルピアが彼女の体に手を触れようとした刹那、トスカはナイフでスカルピアを刺し殺す。
第3幕

第2幕

トスカはカヴァラドッシの元に駆けつけ、一部始終を話し、銃殺刑は空砲で、その後一緒に逃げられると伝えるのであった…
見せかけの処刑が執行され、トスカがカヴァラドッシに近寄ると、そこにはカヴァラドッシの亡骸が。スカルピアとの約束が嘘だったことに気が付き、自身を追う兵士が迫る中、トスカは城壁から身を投げ、その命を絶つ。