TOHOシネマズ シャンテにて、映画の公開を記念して日本語版語りを務めた中谷美紀さんにご登壇頂き舞台挨拶を実施しました。
中谷さんは、艶やかな青いドレスとアクセサリーで登場し「青い地球と星に煌めきをイメージしました。」とニッコリ。本作について聞かれると「寸分の隙もない美しい映像で、その中に美しいものと醜いもの、生と死、愛と憎しみといった、相反する二つのものが込められていました。人間は、どのみち死ぬために生まれてきたのかもしれないけど、それを悲しむ必要はなく、戦争さえも自然の営みの一部なのだと教えられ、ただ、いまを生きればいいと教えてもらい、心が軽くなりました。魂を優しくマッサージしてもらったかのようでした。」と作品の持つ魅力を語った。
オリジナル版では中谷さんも「大好きで尊敬している」というケイト・ブランシェットが語りを務めており、最初に日本語版の語りのオファーを受けたときは「なんで?私?」と思ったそう。それでも、マリック監督とプロデューサーのソフォクレス・タシオリス氏の「英語で聞いて字幕を読むと考えてしまう。この映画は考えずに感じてほしい」という意向を受けて大役を引き受けたそう。アフレコに際してはプロデューサーのソフォクレス氏が来日し細かく指導を受けたというエピソードも明かした。
イベントの最後には、ホワイトデーが近いこともあり映画をイメージした「宇宙ケーキ」もサプライズ登場し会場を盛上げていました!
『ボヤージュ・オブ・タイム』は全国の劇場で絶賛上映中です。
是非劇場でご堪能下さい!
『ボヤージュ・オブ・タイム』日本公開にあたり、
スペシャルカードがテレンス・マリック監督より届きました!
「様々な文化背景がある人達に『ボヤージュ・オブ・タイム』が何たるかを理解するために、各地に向けてそれぞれスペシャルカードをつけたい」という監督の希望のもと制作され、日本上映用に監督が選んだのは13世紀(鎌倉時代)に曹洞宗の開祖となった道元禅師の和歌。「世の中は 何にたとえん 水鳥の嘴(はし)振る露に 宿る月影」が挿入される。(水を飲む水鳥の嘴(くちばし)から飛び散る水滴にさえ映り込む無限の宇宙を想像させる月影も、一瞬にして消え去るように、この世は儚く、無常の世界であることを詠っていると言われている)
監督は、「これらのカードは異なる文化や伝統を持つ人々に対して本作の扉、入り口となるようなもので、理解のための助けとなり、親しみをもたせるものになるでしょう」とコメントしている。
日本以外に、中国やアラブ、インドバージョンも用意されている。
中国は、「The Dao is the mother — creator of all things.」という道教の教えの一節を抜粋。 アラブ圏では、コーランの教えである「It was not in play that We created the heavens and the earth and all that lies between」が引用され、インドでは、「Brahma Vishnu Shiva」という言葉が使われる。
3月12日(日) に本作の日本語版語りを担当した中谷美紀さんによる舞台挨拶を行うことが決定しました。実施劇場は下記の通りです。是非ご参加ください。
■会場 TOHOシネマズ シャンテ
【時間】14:30上映の回(上映後舞台挨拶)
※この上映回にはマスコミ取材が入ります。映り込む可能性がございますので、予めご了承ください。
【登壇者(予定)】中谷美紀(敬称略)
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。
【料金】 ※ぴあでの販売金額です(各種手数料は除く)
一般 2,000円、大学生 1,700円、高校生 1,200円 、中/小学生 1,200円、シニア1,300円、
障害者手帳お持ちの方=1,200円(付き添い1名まで1,200円)
※大学生・高校生の場合、学生証をご提示いただく場合がございます。
【チケット購入方法】
舞台挨拶付の回の座席指定券を<チケットぴあ>にて先行販売いたします。
尚、チケットのお申込は、お一人様4枚までとさせていただきます。
詳細はコチラをご確認下さい。
■<チケットぴあ>での購入方法
Pコード:556-638
【先行抽選販売「プレリザーブ」】
申込受付期間:2月25日(土)11:00AM -3月3日(金)11:00AM
抽選結果発表:3月3日(金) 18:00頃
※プレリザーブとは? http://t.pia.jp/guide/prereserve.html
【一般販売】
3月4日(土)10:00AM~3月9日(木)15:00
● チケットぴあでのチケット購入に関するお問合わせは、
TEL:0570-02-9111 または http://t.pia.jp/ までお願い致します。
■舞台挨拶実施劇場での販売
残席がある場合のみ、3月10日(金)よりTOHOシネマズHP及び窓口で販売いたします。
詳しくは劇場へお問い合わせ下さい。
ケイト・ブランシェットが語りを務めたオリジナル版に加え、中谷美紀が語りを務める日本語版の上映が決定しました。
<中谷美紀さんコメント>
いち観客として心から楽しめた作品でした。個人的に「美しいもの」が大好きで、映像でも絵画でも景色でも、本当に極上の「美しいもの」にふれると、呼吸が止まるか、あるいは呼吸が楽になるかのどちらかなのですが、この作品に関して言うと、その両方が訪れました。息が止まりそうなほどハッとする瞬間もありましたし、それと同時に呼吸がスーッと楽になるような、ゆったりと観られるシーンもありました。 忙しく日常を送っている現代の我々が、ふと立ち止って自分の心を開放する瞬間を与えてくれるような作品だと思います。まるで瞑想しているかのような作品でもありますし、美しいものと醜いもの、善と悪、生と死、始まりと終わりなど、世の中にある二つの対極のものを常に同時に見せてくれる作品でもあります。 科学の裏付けとともに撮影された圧倒的な美しい映像に素晴らしい音楽がのり、本当に何回観ても飽きない作品です。もし時間さえあれば毎日映画館に通って暗がりの中で観ていたいです。是非たくさんの方にご覧いただけたら嬉しいです。
映画『ボヤージュ・オブ・タイム』の公式サイトオープンしました!
更新をお楽しみに!