〈順不同、敬称略〉

私も受け止めなきゃ、謝らなきゃなと
人ごとではなく身につまされると同時に、
エンタメとしての怒涛のクライマックスまで
ひと時も目が離せなくて圧倒されました。

大橋加奈子(ジュンク堂書店 神戸住吉店)

スクリーンに描かれている世界は、
正視できない場面も多いのですが、それは決して他人事ではなく、
自分とその周辺と地続きの現実問題でもあります。
押し留められた声が容赦なく刺さってきました。
そして何度も自分にできることって何だろうか?と問いかけました。
もちろん完璧な人間なんてどこにもいませんが、
少しでも後悔のないように生きたい、と思うばかりです。

内田剛(三省堂書店 営業企画室)

罪を犯した者は幸せになるべきではないという考えも、
それでも友情を、愛情を感じてしまう気持ちもどちらが
正しいとも言えない切なさがあり、
罪とは、許しとはと考えさせられました。
罪があったからこそ惹かれあった2人が
このあとどう生きてゆくのか気になります。

森加奈江(ジュンク堂書店 天満橋店)

生田斗真がやたら泣いている。
その涙はすべて異なった思いから流れているようだ。
映像では読み解けないその時々の思いを
知りたいから原作を読みたくなる。

田村秀美(くまざわ書店 IY武蔵小金井店)

暗い公園で「生きたい」と願う瑛太さんは
業に囚われた青柳健太郎その人でした。
彼らがまた、他人の人生を横切れるように祈ります。

松本大(喜久屋書店 東急プラザ新長田店)

友達が犯罪者だったら、自分はどうするのだろう...と
考えずにはいられませんでした。
「罪を犯した人間には幸せになる権利はないのか?」と
言う問いに答えられる人はいるのでしょうか?
とても深く、苦しい作品でした。

谷口裕美(紀伊國屋書店 京橋店)

『罪と罰』を描いた傑作が現れた。
鈴木が話しだした瞬間、鳥肌が立った。
瑛太さんの怪演を一人でも多くの方に見て欲しい。

松本光平(喜久屋書店 北神戸店)

罪を背負うのではなく、
罪と向き合いどう前を向いて生きていくかを
問う映画でした。

増野順子(ブックファースト 宝塚店)

自分の過去、友人の過去、悩み苦しむ主人公を演じる
生田斗真に引き付けられました。
また、もし自分だったらどうするだろうと
色々と考えさせられる作品でした。

向井久美子(文教堂書店 溝ノ口本店)

仲良くなった友達がもし過去に殺人を犯していたら...と、
とても考えさせられるストーリーでした。
距離を置きたくなる気持ちもわかるし、
更生したいと信じたい気持ちもあるし...。
終始重くてしんどかったですが
瑛太さんがすごかったので見て良かったです。

牧野美紗子(ブックエキスプレス リエール藤沢店)

見終った後の、心に広がるなんとも言えない暗い気持ち、
誰に感情移入してもしんどくなる展開、
いろんな事を考えさせられる映画でした。

楠原未来(紀伊國屋書店 グランフロント店)

もし自分だったらどうしていただろうと思いながら
途中映像が衝撃すぎて目をつぶっていました。
とにかく映像に衝撃するばかりでした。

木村加奈子(紀伊國屋書店 高槻店)

優しげな救いも解決も与えてくれない、
正解のない問いをつきつけながらも
目をそらすことができない129分でした。

山田麻紀子(書泉ブックタワー)

たんたんとしたしゃべり口の瑛太の演技が秀逸でした。
少年犯罪を変わった角度から描かれていて面白かったです。

丸山亮一(文教堂書店 赤羽店)

映画、すごかったです。瑛太さんの演技は怖いほどでした。
原作とは少し視点が違うというか、
少しだけテーマが違うのかな?という感じも。
映画は映画として、原作は原作として
それぞれをじっくり味わって欲しいと思います。

山ノ上純(ダイハン書房 本店)

登場人物の圧倒的な存在感と
凄まじいシーンに激しく心が揺さぶられました。

寺田由紀美(TSUTAYA 香里園店)

何が正しいのか答えの出ない結末ですが、
もし自分が益田の立場だったらと考えることが
この映画の意義なんだなと思いました。

井上恵(水嶋書房 くずはモール店)

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