アメリカの大学生が最も羽目を外す春休み:"スプリングブレイク"。メキシコのビーチでテキーラを浴びて馬鹿騒ぎをする男女5人組は桟橋に停められていた2台の水上バイクを盗み出し、沖へ出る。やがて、チキンレースに発展し、正面衝突してしまう。1台は大破し、もう1台はエンジントラブルで身動きが取れない。しかも、仲間のひとりが足に大けがを負ってしまい、助けを呼ぼうにも携帯の電波は届かない中、浮気騒動までも発覚。そして、壊れたバイクで大海原を漂うパニック状態の彼らをさらなる危機が襲う。なんとそこは、凶暴なホホジロザメの巣窟だったのだ―!
シャークケージ・ダイビングに興じる姉妹が、海底深くに落下した檻から脱出する様をスリリングに描いた『海底47m』(17)、古代マヤ文明の海底遺跡に閉じ込められた女子高生たちの決死のサバイバル劇『海底47m 古代マヤの死の迷宮』(20)の製作陣が、新たな海の恐怖を描く!大学生5人組が酔った勢いにまかせて無断で水上バイクを乗り回すが、衝突事故を起こしてしまい、助けの来ない遥か海上沖を漂うことに―。友情で結ばれていたはずの彼らを待っていたのは、回避不可能な危機的状況の数々。さらに、追い打ちをかけるように現れた獰猛なサメの餌食と化し、パニック状態に!監督は『海底47m』シリーズでセカンドユニット監督を務めた実績を持つジェームズ・ナンが務め、脚本は、カンヌ国際映画祭で上映され絶賛された衝撃の実録ドラマ『暁に祈れ』で脚本を務めたニック・ソルトリーズが担当。最高の仲間と過ごす最高の時間が一転、悪夢と化した2日間のバカンスを劇場で目撃せよ!
『海上48hours -悪夢のバカンス-』の企画は、デジタルメディアProlific Northにおいて2018年トップ50の脚本家の一人に選ばれ、2017年のカンヌ映画祭のプレミア上映で賞賛された『暁に祈れ』(17)の脚本を担当した脚本家のニック・ソルトリーズの1ページのプロットから始まった。プロデューサーのアンドリュー・プレンダーガストから、サメ映画のアイデアはないかと聞かれたソルトリーズはその1ページを見せた。それを脚本に書き起こすよう依頼を受けたソルトリーズは5週間で脚本を書き上げた。プレンダーガストは「ニックの脚本を読んだとき、これは映画が終わる瞬間まで観客を釘付けにする作品になると確信した。作家として彼をとても尊敬していたので、サメ映画への愛情を分かち合ったときは興奮したね。その結果として、エキゾチックな環境を舞台にしながら、登場人物がよく描かれたサメ映画になったんだ。この困難な時代に、楽しくてエキサイティングな作品が出来た」と語る。「私はスクリーン上で見たいものだけを書いた。友情が壊れていく変化の形をより深く描いた。というのも、観客はサメの立場に立つというよりも、若者たちが経験することに共感するはずだからなんだ。サメのアクションが重要なのは当然だが、サスペンス的な要素を春休みの若者たちの視点から見ることが肝だった」とソルトリーズは話す。監督の候補に挙がったのは、『海底47m』シリーズのセカンドユニット監督を務めたジェームズ・ナンだった。「ジェームズは私たちの最初で唯一の選択肢だった。彼が『海底47m』シリーズに参加し、サメ映画の監督に必要な経験を積んでいるのはわかっていた。ジェームズは私たちのアイデアを気に入ってくれ、彼がイエスと返事をしてくれたときは、本当に嬉しかった。初めて会ったときから、私たちはとても意気投合していた。同じ波長で、まったく同じ映画を作りたい思いを持っていた。ジェームズは完璧なプロで、この業界では非常に高い評価を受けている。彼と一緒に仕事をするのは本当に楽しいことだね」とソルトリーズは語る。
本作は2020年10月14日、3週間の撮影をマルタで開始した。地中海に浮かぶマルタ島は、温暖な気候であることと、『キャプテン・フィリップス』(13)や『ワールド・ウォーZ』(13)の撮影でも使われたマルタ・フィルム・スタジオ(MFS)が島の南東部に位置し、水の特殊効果施設で世界的に有名なことから、制作拠点として選ばれた。MFSは屋内水槽1基と屋外水槽2基を有し、その規模は世界最大級で、海岸沿いに位置しているため、自然の水平線をそこから眺めることができる。 ジェームズ・ナン監督は説明する。「作品に最高の制作価値を与えるために必要なものは、すべてマルタにあった。この国には税制優遇があり、ヨーロッパの映画製作者を快く受け入れてくれるし、我々の海洋撮影に対応できる技術的な経験と水槽設備を持っていた。野外での撮影がメインだったから、新型コロナウィルス感染症の手続きもうまく進めることができた」製作のアンドリュー・プレンダーガストは「海洋撮影は決して簡単なことではない。リグ、ドローン、ボートを駆使したが、海のうねりに慣れるだけでも1日がかりだ。同じ日の夜、スタッフが滞在するホテルに戻っても小さなボートでの揺れを感じられる。幸いなことに、私たちは青空と良い天候に恵まれた。島周辺の風の動きを熟知しているマリン・コーディネーターの助けもあり、どんな気候の時間帯でも一番見栄えがよく、安全な場所を利用することができた。このジャンルで仕事をする人は、何十年も前にスティーヴン・スピルバーグ監督が『JAWS/ジョーズ』(75)で成し遂げたことに、さらに敬意を抱くだろう」キャストにとっては、水との調整が全てだった。ひっきりなしに海に放り込まれ、体温の保ち方を教わり、呼吸法を学び、持久力を試された。ダイブ・コーディネーターからは泳ぎ方や長時間水の中にいることについてのレクチャーを、スタント・コーディネーターからはジェットスキーの訓練を受けた。彼らにとって重要だったのは、慣れない水上バイクの操縦をしながらも、楽しんでいるように見せることだった。
本作は2020年10月14日、3週間の撮影をマルタで開始した。地中海に浮かぶマルタ島は、温暖な気候であることと、『キャプテン・フィリップス』(13)や『ワールド・ウォーZ』(13)の撮影でも使われたマルタ・フィルム・スタジオ(MFS)が島の南東部に位置し、水の特殊効果施設で世界的に有名なことから、制作拠点として選ばれた。MFSは屋内水槽1基と屋外水槽2基を有し、その規模は世界最大級で、海岸沿いに位置しているため、自然の水平線をそこから眺めることができる。 ジェームズ・ナン監督は説明する。「作品に最高の制作価値を与えるために必要なものは、すべてマルタにあった。この国には税制優遇があり、ヨーロッパの映画製作者を快く受け入れてくれるし、我々の海洋撮影に対応できる技術的な経験と水槽設備を持っていた。野外での撮影がメインだったから、新型コロナウィルス感染症の手続きもうまく進めることができた」製作のアンドリュー・プレンダーガストは「海洋撮影は決して簡単なことではない。リグ、ドローン、ボートを駆使したが、海のうねりに慣れるだけでも1日がかりだ。同じ日の夜、スタッフが滞在するホテルに戻っても小さなボートでの揺れを感じられる。幸いなことに、私たちは青空と良い天候に恵まれた。島周辺の風の動きを熟知しているマリン・コーディネーターの助けもあり、どんな気候の時間帯でも一番見栄えがよく、安全な場所を利用することができた。このジャンルで仕事をする人は、何十年も前にスティーヴン・スピルバーグ監督が『JAWS/ジョーズ』(75)で成し遂げたことに、さらに敬意を抱くだろう」キャストにとっては、水との調整が全てだった。ひっきりなしに海に放り込まれ、体温の保ち方を教わり、呼吸法を学び、持久力を試された。ダイブ・コーディネーターからは泳ぎ方や長時間水の中にいることについてのレクチャーを、スタント・コーディネーターからはジェットスキーの訓練を受けた。彼らにとって重要だったのは、慣れない水上バイクの操縦をしながらも、楽しんでいるように見せることだった。
本作は2020年10月14日、3週間の撮影をマルタで開始した。地中海に浮かぶマルタ島は、温暖な気候であることと、『キャプテン・フィリップス』(13)や『ワールド・ウォーZ』(13)の撮影でも使われたマルタ・フィルム・スタジオ(MFS)が島の南東部に位置し、水の特殊効果施設で世界的に有名なことから、制作拠点として選ばれた。MFSは屋内水槽1基と屋外水槽2基を有し、その規模は世界最大級で、海岸沿いに位置しているため、自然の水平線をそこから眺めることができる。 ジェームズ・ナン監督は説明する。「作品に最高の制作価値を与えるために必要なものは、すべてマルタにあった。この国には税制優遇があり、ヨーロッパの映画製作者を快く受け入れてくれるし、我々の海洋撮影に対応できる技術的な経験と水槽設備を持っていた。野外での撮影がメインだったから、新型コロナウィルス感染症の手続きもうまく進めることができた」製作のアンドリュー・プレンダーガストは「海洋撮影は決して簡単なことではない。リグ、ドローン、ボートを駆使したが、海のうねりに慣れるだけでも1日がかりだ。同じ日の夜、スタッフが滞在するホテルに戻っても小さなボートでの揺れを感じられる。幸いなことに、私たちは青空と良い天候に恵まれた。島周辺の風の動きを熟知しているマリン・コーディネーターの助けもあり、どんな気候の時間帯でも一番見栄えがよく、安全な場所を利用することができた。このジャンルで仕事をする人は、何十年も前にスティーヴン・スピルバーグ監督が『JAWS/ジョーズ』(75)で成し遂げたことに、さらに敬意を抱くだろう」キャストにとっては、水との調整が全てだった。ひっきりなしに海に放り込まれ、体温の保ち方を教わり、呼吸法を学び、持久力を試された。ダイブ・コーディネーターからは泳ぎ方や長時間水の中にいることについてのレクチャーを、スタント・コーディネーターからはジェットスキーの訓練を受けた。彼らにとって重要だったのは、慣れない水上バイクの操縦をしながらも、楽しんでいるように見せることだった。
ナット
(演:ホリー・アール)
1997年、4歳の時にロブソン・グリーンの娘役として「捜査官クリーガン」(97~99)でTV初出演を果たした。その後、「ドクター・フー」(11)「カジュアリティ」(11)「スキンズ」(12)「クックー」(14~16)「ベオウルフ:リターン・トゥ・ザ・シールドランズ」(16)「ヒューマンズ」(18)などの人気TVシリーズに出演している。ニール・ラビュート監督の『抱擁』(02)で映画初出演を果たす。そして、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の『アラビアの女王 愛と宿命の日々』(15)ではニコール・キッドマンやジェームズ・フランコと共演した。2012年にはベルグレード劇場で上演された「ザ・ファーザー」にバーサ役として舞台に初出演し、イアン・チャールソン賞にノミネートされた。
トム
(演:ジャック・トゥルーマン)
2016年から2019年、ドラマ・センターにて学んだ。本作は彼の映画初出演作になる。
ミリー
(演:キャサリン・ハネイ)
2017年、アーツ・エデュケーショナル・スクール・ロンドンにおいて学士号を取得し、卒業した。彼女のウェスト・エンド・シアターでの出演作には、リチャード・エアの「メリー・ポピンズ」(19)、トレヴァー・ナンの「レ・ミゼラブル」(17)などがある。また、クリストファー・レンショーの「ドクター・ドリトル」の英国ツアー公演にも出演している。BBCのTV「ホルビー・シティ」(20)や、ディエゴ・ハリヴィス監督の映画『アメリカン・カーネージ』(20)にも出演している。
タイラー
(演:マラキ・プラー=ラッチマン)
ノース・ロンドンで生まれ育ち、舞台でキャリアをスタートした彼は、「ライズ」「スルー・ザ・エイジズ」「プロナウン」「ザ・スパイン」などに出演した。映画出演作品には『ドローン・アウト』(18)『HBK:ザ・プリクォル』(18)『ウォッチ・ワット・アイ・ドゥー』(19)『リトル・マン』(21)がある。TV作品ではBBCの「イーストエンダーズ」(18)に出演した。
グレッグ
(演:トーマス・フリン)
オックスフォード演劇学校に通い、演技の学士号を取得して卒業。舞台出演作品には、ケヴィン・ショーの「スタークロスト」、アレクサンドラ・スペンサー・ジョーンズの「オール・デイ・パーマネント・レッド」、ルル・ラクツカとアビゲイル・グラハムの「ホワイル・ウィ・ウォッチ」、アンドリュー・バトラーの「タックショップ」、ナターシャ・リックマンの「十二夜」、アンディ・トウァイマンの「サーカ」などがある。アマゾン・スタジオのドラマ『ブリタニア』シーズン3や、長編映画『リトル・フィッシュ』(20)などにも出演している。
監督
ジェームズ・ナン
映画監督でありCMディレクターでもあり、スリラー、ホラー、アクションジャンルにおいて国際的に頭角を表している新星である。35歳で既に、本作を含む長編映画6本を監督し、世界公開を果たしている。監督作には『タワーブロック』 (12)『ストリート・ファイターズ』(13)『ゲットバック −人質奪還−』(16)『ネバー・サレンダー 肉弾乱撃』(17)『ネバー・サレンダー 肉弾英雄』(18)がある。 ファンタスティック・フェスやフライトフェス等、権威あるジャンル映画祭で数々の作品を初上映したほか、初監督作の『タワーブロック』でRTSドラマ・アワードやシッチェス・ジャンル・アワードを受賞している。『海底47m』(17)『海底47m 古代マヤの死の迷宮』(20)ではセカンドユニット監督を務めた。
製作
アンドリュー・プレンダーガスト
英国に拠点を置く映画及びTVの制作会社ピカロ・フィルムズの創立者である。英国の貿易産業省及び英国フィルムコミッションからインターナショナル・セコンドメントアワードを受賞し、14年に渡ってハリウッドで英国映画業界の代弁者として活躍し、フォックス・サーチライト・ピクチャーズ、ユニバーサル・ピクチャーズやソニー・ピクチャーズと様々なプロジェクトを成立させた。手掛けたプロジェクトの中には、2019年にゲイリー・オールドマンとオルガ・キュリレンコ主演で製作した『ザ・クーリエ』 などがある。
製作総指揮
ウィル・クラーク
2012年に英国で映画の制作、配給、販売を行うアルティテュード・フィルム・セールスを設立し、多くの作品のプロデューサー、製作総指揮を務めている。これまでに手掛けた作品には『ディストピア パンドラの少女』(16)『海底47m』(17)『ガンズ・アキンボ』(19)『海底47m 古代マヤの死の迷宮』(20)『グレート・ホワイト』(21)などがある。
脚本
ニック・ソルトリーズ
映画とTVの脚本家であり、Prolific Northが選んだ2018年のトップ脚本家50人の一人でもある。1990年代にTVドラマシリーズ「ブルックサイド」で多くの象徴的なエピソードを手がけたところから、彼のキャリアは始まった。以来、英国で最も人気のあるドラマシリーズの多くの脚本家としてその名を連ねている。近年脚色を手掛けた映画『暁に祈れ』は、2017年にカンヌ国際映画祭で初上映され、2018年に劇場公開されると、高い評価を得た。彼の長編映画プロジェクトは他に2021年撮影の『リカバリー』『アイス・フロー』『ペロトン』『ザ・レック』などがある。
VFXスーパーバイザー
ジョン・ポール・ドチャーティ
英国内でも国際的にも、最高クラスの視覚効果の主導者として広く認められている。1970年代から1980年代にかけてBBCに勤めた後、英国のポスプロスタジオ、モリナーレのアニメーション部門の責任者を務めている。英国の3Dアニメーション制作会社エレクトリック・イメージの創立者及び取締役として、TV及び映画市場への高度なレンダリングと複雑な3Dアニメーションの導入を促進した。ドチャーティーはまた、フレームストアCFCの共同創立者の一人として、ハイエンドコマーシャルから長編映画までVFXスタジオの仕事の全ての側面について詳細な知識と経験を有してもいる。彼の過去の参加作品には『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(07)『Dr. パルナサスの鏡』(09)『プリンス・オブ・ペルシャ/ 時間の砂』(10)『ウルフマン』(10)『007 スカイフォール』(12)などがある。また彼のチームは、マーティン・キャンベル監督の『バーティカル・リミット』(00)や『007/ カジノ・ロワイヤル』(06)で英国アカデミー賞視覚効果部門特別業績賞にノミネートされた。