ABOUT THE MOVIE | 映画『幕末ヒポクラテスたち』公式サイト
日本医学の夜明け前、京都のはずれの村を舞台に奮闘する医者たちの物語。映画『幕末ヒポクラテスたち』2026年初夏公開
イントロダクション
INTRODUCTION
大森一樹監督・最後の映画企画
おおらかに命を見つめる
人間ドラマにして、
爽快な医療時代劇の誕生
中国・唐由来の漢方医と西洋医学を学んだ蘭方医が競い合っていた時代、幕末。京都の村を舞台に、爽快な医療時代劇が誕生した。主人公の蘭方医らの奮闘と未来へと繋ぐ思い、そして彼を取り巻く医者たちや人間たちとのドラマが生き生きと描かれる。主演は佐々木蔵之介。本作の企画を進めるなかで他界した、京都の医大生の青春群像劇『ヒポクラテスたち』(80)の監督大森一樹の最後の映画企画であり、京都府立医科大学創立150周年記念映画。
京都のはずれの村を
舞台に奮闘する
医者たちの物語
キャラクター
CHARACTER
トリビア
TRIVIA
蘭方医
江戸時代、オランダを通じて日本に伝わった西洋医学(蘭方医学)を学び、実践した医師。蘭方医は外科手術や解剖学など医療器具を使った治療を取り入れ、『解体新書』の翻訳(杉田玄白・前野良沢ら)やシーボルトの鳴滝塾、緒方洪庵の適塾などを通じて、日本の近代医学の基礎を築いた医師たち。
社会貢献: 天然痘の予防(種痘)やコレラの治療など、幕末の感染症対策に大きく貢献。
漢方医
中国の伝統医学が日本で独自に発展した日本の伝統医学で、体質や全身のバランスを重視し、「気・血・水」の巡りを整え、生薬を組み合わせた「漢方薬」で治療を実践する医師。江戸時代、漢方医は日本の医学の中心であり、幕府の奥医師もほとんどが漢方医であった。代表的な漢方薬、葛根湯などを処方していた。幕末からは蘭方医も台頭し、明治維新後、漢方医は医師免許制度から排除されるなど苦難の時代を迎えることとなった。
ヒポクラテス
古代ギリシャの医者(紀元前460年ごろ - 紀元前370年ごろ)。医学を原始的な迷信や呪術から切り離し、臨床と観察を重んじる経験科学へと発展させ、さらに医師の倫理性と客観性について『誓い』と題した文章が全集に収められ、現在でも『ヒポクラテスの誓い』として受け継がれている。 本作中に太吉が新左に伝えることば「人生は短かし、医術の道は長し」と言う言葉は、ヒポクラテスのものとされており、「ars longa, vita brevis アルスロンガ、ウィータブレウィス」というラテン語訳で現代でも広く知られている。ヒポクラテスは「医学の父」、「医聖」、「疫学の祖」などと呼ばれている。
『ヒポクラテスたち』
(1980年、126分)
BD税込¥2,750、
DVD税込¥2,090発売中
発売・販売:キングレコード
©1980 オフィス・シロウズ/東宝
製作:佐々木史朗
監督/脚本:大森一樹
撮影:堀田泰寛
音楽:千野秀一
出演:古尾谷雅人、伊藤蘭、柄本明、小倉一郎、光田昌弘、渡辺文雄、
狩場勉、真喜志きさ子、内藤剛志 ほか
第54回キネマ旬報ベスト・テン日本映画部門第3位
第2回ヨコハマ映画祭助演女優賞(伊藤蘭)
第5回報知映画賞主演男優賞(古尾谷雅人)
今、彼等の青春が診察される。
モラトリアムに揺れる医学生たちの姿をみずみずしく描いた、
傑作青春グラフィティ。
京都を舞台に、医大の最終学年の一年にスポットをあて、モラトリアムに揺れる医大生の青春像をみずみずしく描いた青春グラフィティ。大森一樹監督自身が、京都府立医科大学を卒業、医師国家試験に合格という、映画監督としては異色の経歴をもち、自らの体験を基に、医師になる前の若者たちの苦悩や挫折を映し出した、日本版『アメリカン・グラフィティ』ともいえる傑作。古尾谷雅人を主演に、柄本明、内藤剛志、斉藤洋介、伊藤蘭ら錚々たる面々の若かりし日の演技、手塚治虫や鈴木清順監督らのカメオ出演も見どころの一つ。本作で、キネマ旬報ベスト・テン第3位を獲得、その後はコンスタントに商業映画を撮るに至る、大森監督にとって、正に出世作にして代表作となった作品。
キャスト
CAST
*作品( )は、公開年
スタッフ