INTRODUCTION & STORY

ざわ…ざわ…
その罪は、絶対に明かさないはずだった。死を目前にするまでは──。
親友と雪山で遭難。「最期に聞いてくれ―」死を覚悟した殺人の‘告白’、だが、直後に山小屋が出現。2人は助かってしまった…。この上なく気まずい一夜を過ごすうち、一線を越えた親友同士の攻防は、16年前のある真実を浮かび上がらせ、衝撃の朝を迎えることに―。
原作は福本伸行とかわぐちかいじ、主演は生田斗真とヤン・イクチュンという豪華Wタッグ。監督は『カラオケ行こ!』の山下敦弘が務め、ヒロイン役には最注目女優の奈緒、さらに、マキシマムザホルモンが緊迫感溢れるラウドロックの主題歌を書き下ろして参戦。個性溢れる一流の才能が結集した、想像の“先の先”を行く極限のワンナイトサバイバル開宴!
ご注意ください!「死にかけ時のうかつな告白」「うっかり告白を聞いてしまった」「雪に閉ざされた山小屋での一夜」「疑念からの攻防戦エスカレート」

CAST

STAFF

山下敦弘 監督
山下敦弘 監督
1976年生まれ。愛知県出身。
大阪芸術大学卒業制作の『どんてん生活』(99)が評判を呼び脚本・向井康介との“ダメ男三部作”『ばかのハコ船』(03)、『リアリズムの宿』(04)でオフビートな作風を確立、『リンダ リンダ リンダ』(05)のスマッシュヒットへと繋がった。『天然コケッコー』(07)では報知映画賞監督賞、毎日映画コンクール日本映画優秀賞等を受賞、高評価を得る。以降『マイ・バック・ページ』(11)、『苦役列車』(12)、『もらとりあむタマ子』(13)、『味園ユニバース』(15)、『オーバー・フェンス』(16)と順調にキャリアを積み重ね、作家性と娯楽性とを兼ね備えた作風へと移行していく。『ハード・コア』(18)では芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。一方で野木亜紀子脚本による連続ドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」(20)やAmazon StudioのModern Love Tokyo短編「最悪のデートが最高になったわけ」(22)などドラマや配信作品なども手がけ、その後も宮藤官九郎脚本の『1秒先の彼』(23)、大ヒット作となった『カラオケ行こ!』(24)、『水深0メートルから』(24)、フランスとの合作映画でもあるロトスコープアニメーション『化け猫あんずちゃん』(久野遥子との共同監督)と多岐にわたる作品をリリースし続けている。
脚本:幸修司、高田亮 音楽:宅見将典