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1976年生まれ。愛知県出身。
大阪芸術大学卒業制作の『どんてん生活』(99)が評判を呼び脚本・向井康介との“ダメ男三部作”『ばかのハコ船』(03)、『リアリズムの宿』(04)でオフビートな作風を確立、『リンダ リンダ リンダ』(05)のスマッシュヒットへと繋がった。『天然コケッコー』(07)では報知映画賞監督賞、毎日映画コンクール日本映画優秀賞等を受賞、高評価を得る。以降『マイ・バック・ページ』(11)、『苦役列車』(12)、『もらとりあむタマ子』(13)、『味園ユニバース』(15)、『オーバー・フェンス』(16)と順調にキャリアを積み重ね、作家性と娯楽性とを兼ね備えた作風へと移行していく。『ハード・コア』(18)では芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。一方で野木亜紀子脚本による連続ドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」(20)やAmazon StudioのModern Love Tokyo短編「最悪のデートが最高になったわけ」(22)などドラマや配信作品なども手がけ、その後も宮藤官九郎脚本の『1秒先の彼』(23)、大ヒット作となった『カラオケ行こ!』(24)、『水深0メートルから』(24)、フランスとの合作映画でもあるロトスコープアニメーション『化け猫あんずちゃん』(久野遥子との共同監督)と多岐にわたる作品をリリースし続けている。