2020.03.04 POSTED

公開直前イベントを実施しました!

3月3日(火)より、ビルボード カフェ&ダイニングにて、Mattさんをゲストに公開直前イベントを実施いたしました!

劇中冒頭での英語のタイトル表記をイメージしたというバラ色の蝶ネクタイとハートのネイル、そして全身純白のスーツのこだわりの衣裳で登場したMattさん

早速本作の感想を聞かれると、「有名になるのは素晴らしいけど、そこに至るまでには幸せな事ばかりじゃなくて、人が離れてしまったり、色んな苦労もあったりしますよね。だからこそ、ある意味人間って平等で、有名になることだけが全てではないですよね。家族や恋人との幸せもあって、仕事が上手くいくと恋愛が上手くいかないこともあって、ジュディの人生は誰しもに通じることがあると思いました」とコメント。本作を観るまでジュディのことは深く知らなったとのことだが、今回彼女を知ることができ、その人生に深く共感した様子でした。

 本作でジュディ役を演じたレネー・ゼルウィガーの演技について「歌唱シーンでの唇の震えとか、細かい表情の演技がとても素晴らしい!」と大絶賛!ステージパフォーマンスのシーンについては、「びっくりしたのは肩甲骨!正面からだけじゃなく背中でも語れるように、細部まで表現されていましたね」と、ジュディ本人の特徴でもある、少し湾曲した肩の表現にも注目し、細部まで見入っていた様子でした。

また、劇中の衣装についてラストで着用する黒のドレスが特にお気に入りとのことで、「メイクには時代が出ていますね!劇中ではリップも真っ赤に塗って、眉毛も細くて。赤リップは今はやっていますが、眉毛を細くするのは今はまだかな…」と、独自の注目ポイントでコメント。MCから「でもそんなムーブメントを作られているのがMattさんですもんね?」と振られると、「今の僕のが流行ったら困っちゃいますよ()」とすかさず謙遜し笑いを誘いました。

  続いて、トークはMattさんの歌手活動へ。自身のSNSでも、日々素直なメッセージを発信しているMattさんですが、音楽では普段は言えないような更に素直な気持ちを表現したいとのことで、歌もメイクも、自信がなかったり、個性をつぶされてしまったりしている人の背中を押してあげたいというテーマが僕にはあって、自信をもって生きて欲しいと思っています」と、ビジョンを熱心に語りました。

また、家族の反応については、「最初はジェジュンさんのライブにピアノで出させてもらって、大きいライブでやるのは緊張したんですが、やっとできたという達成感もあって、楽屋に戻ったときは母と抱き合って泣きました」と振り返りました。

元々ピアノをやり始めたのも、父・桑田真澄さんが肘を故障した際のリハビリを後ろから見ていたことだと言い、「独学で始めたんですが、まさかそれがきっかけになるとは父は思っていなかっただろうけど、嬉しかったみたいです」と、感慨深げに語っていました。

 

 そして、いよいよ本イベントの目玉である、「オーバー・ザ・レインボー」の歌唱へ。世界的アーティスト・P!NKがカバーしたものを参考にしたという、Mattさんのオリジナルアレンジで、プロのチェロ奏者の演奏付きという超豪華仕様!英語の歌詞を、圧倒的な声量でビブラートを効かせ、緊張を感じさせない堂々のパフォーマンスを披露すると、会場では大きな拍手が!

今回のアレンジについては、「P!NKさんのカバーを参考にさせて頂きつつ歌い方は変えて、原曲も大事にしました。本作は通しでは2回くらい観て、その際のフィーリングだったり、レネーの歌い方だったりもそうですが、ストーリーをしっかり自分の中に落とし込んで、オリジナルでアレンジして歌わせて頂きました」と、作品と歌への思いの強さがうかがえるコメント。移動中や、寝る前の時間など、とにかく自分の中に曲を染み込ませる練習法で、万全の準備を整えてのパフォーマンスとなりました。

時節柄、忙しいMattさんに健康で気を付けている事は?という質問に「とにかくよく食べるんです。一日45食くらい好きな時に好きなものを食べてます。あとはストレスを溜めずによく寝ることですね」と免疫力アップに余念がなさそう。また美容について問われると「お風呂上りに8行程くらいやりますよ(笑)ふき取り、導入美容液、化粧水3回くらいつけて、美容液二種類くらいつけて、パック3回くらいやる時も、オイルをつけて最後はワセリンです。あれ?9行程くらいになっちゃってる?(笑)」と会場騒然。「パックを待っている最中に写真加工作業やSNSをアップしたりしてます」と忙しいMattさんならではの時間の使い方を披露してくれました。

 最後に、いよいよ公開となる本作をこれから観る観客に向けて、「何度も観てしまうストーリーです。ジュディの生きざまは、皆さんの人生にも通じるところが沢山あると思います。歌手とかタレントがどういうことを感じているのか、知ることができる機会にもなると思うので、是非何度も観て欲しいです」と改めてプッシュ。大盛況の中、イベントは幕を閉じました。