2018.03.30 POSTED

女性限定炎のガールズトークイベント実施!

3月29日(木)都内で、 “炎のガールズトークイベント”と題された女子限定トークショーを実施致しました。
トークショーには本作を観て胸を熱くした明石家さんまさんの娘IMALUさんとエッセイスト犬山紙子さんが登壇。2人が登場すると、集まった女子からは歓声が沸いた。



以下イベント詳細レポート

【映画の感想】
IMALUさん「本当に勇気がもらえる、女の子が「明日から頑張ろう」と思える作品です!」
犬山さん「最初はこんな親イヤだ!と思ったが、女の子が女の子らしくという我慢から解放される、女子にぜひ観てほしい作品です。この映画、ディズニーインド製作 だから、二人はディズニーヒロイン姉妹なんですよね。男に頼らず、自分で人生を切り開くつよさがアナ雪のエルサ、アナに重なる。」
IMALUさん「そう思いました!つよくて可愛い姉妹。」とお二人とも大絶賛。



【実際にこんな父だったら?】
レスリングを幼い娘たちに指導する熱い父親が印象的な本作。『実際にこんなお父さんどうですか?』との問いに「私は親と同じ仕事をしていますが、自分は好きなことをやらせてもらっていて、仕事に対して親からああしろ、こうしろとは言われないですし、父親からアドバイスをされた事もないです。家族で集まった時は仕事の話は一切なしで、芸能ゴシップとか話しています。(笑)」と家族との関係性の良さを垣間見せた。



【父との“血”を感じる瞬間について】
IMALUさん「私は人を笑わせることはできないので、芸人さんを尊敬しています。私はスキルの面では感じないですが、味覚で“血”を感じましたね。以前テレビで父が好きな食べ物を挙げていて、それが全部私の好きなものと同じでした。DNAを感じました。(笑)」と明石家さんまさんとの思いがけない繋がりを披露。1歳の娘がいる犬山は「私は父と似て短気ですが、娘も気に入らないとお芋を投げたりするので・・・似ないでほしいなー。と思いますね!」と語った。

【インドでの女性の現状について】
本作で描かれるように、インドでは小さいころから家事をして、思春期に知らない人にお嫁に出されるということがあるというが、犬山さんは「この作品が1つのきっかけになるといいですよね。作品の中にもレスリングの特訓をするシーンでは「そんなんじゃあお嫁にいけないぞ」と言われますが、そうやって虐げられる女の子に夢を与えていて素晴らしいと思いました。日本にも同じ現象が家庭や職場で起きているので、本当に女性に刺さる作品になっていますよね。このお父さんの素晴らしいところは女の子だからお嫁さんにしよう!という考え方ではないところです。女の子だからこうしなよ、女の子だから諦めた方がいいよ。ではなくて性別関係なく好きな事を伸ばしていくのが理想だなと思いますね、まだ少し女の子が生き辛いと感じるので良くしていきたいなと思いますね。」と熱く語った。



【自分の子どもに自分と同じ職業をすすめるか】
IMALUさん「芸能界はオススメしないですね。」ときっぱり。犬山さんに「IMALUさんが父親から何も言われないのは信頼されているということですかね?」と聞かれると「ちょっと照れみたいなものはあるかと思います。自分も相談するタイプではないので、でもいざとなったら1番いいアドバイスをくれると思います。」と最強な父(明石家さんま)との関係性を語った。

【本作の泣けたシーンについて】
IMALUさん「長女の試合の前に父が声をかけるシーンにジーンときました。そして最後の試合のシーンは久々に映画で泣きました。」
犬山さん「友達の結婚式のシーンでお嫁にいかされる子との会話で、今、恋愛結婚できる事が本当に恵まれていて、そうではない女の子達の力強さに感動しました。それを聞いたその後の姉妹の姿にも励まされました。」と話した。

【最後に】
IMALUさん「ただのサクセスストーリーではない作品です。レスリングと聞いて男の子が楽しめるものだと思っていましたが、メッセージはもっと深く、いろんな要素がある映画でした。」と男性だけが楽しめるわけではないと語り、それに犬山も、「スポ根だけど社会問題が含まれていて、観たあとに「よし、明日また頑張るか!」と思える作品ですね。」と共感した。