第71回カンヌ国際映画祭(5月8日(火)~5月19日(土)開催)【コンペティション部門】へ正式出品することが決定致しました!
是枝監督作品としては、コンペティション部門では『海街diary』から3年ぶり、5回目の出品となります(カンヌ国際映画祭への出品は、7回目)。
2004年『誰も知らない』では、主演を務めた柳楽優弥が最優秀男優賞を受賞、2013年『そして父になる』では、審査員賞を受賞。海外のメディアや観客からどのような評価を受けるのか、そして賞の行方にも大きな注目が集まります!
正式出品を受けて監督、キャストよりコメントが到着しました。
【コメント】※敬称略
▼是枝裕和監督
こんな小さな作品に目を留めて頂いて感謝しています。素直に嬉しいです。
5度目のコンペということで「賞レース」とか「意気込み」とはちょっと違う感慨もあって、
本来の祭の目的である、映画という豊かな文化に触れて、今後の自分の映画作りの課題を見つけるようなゆったりとした時間にしたいなあと思っています。
▼リリー・フランキー
普遍的な家族の問題と、今世界で同時期に起きている家族にまつわる社会問題。
絆、金、善悪、生と性。是枝さんの切り取った、見過ごしてしまいそうで、決して見逃してはいけない日常の表裏がカンヌ映画祭に評価されたことを、心から嬉しく思い、また誇りに思います。
是枝監督おめでとうございます。この、埃まみれの物語が、華やかなカーペットを歩くことに希望を感じました。
▼安藤サクラ
憧れのカンヌ国際映画祭!しかもコンペティション部門!凄い!おめでとうございます!
東京の谷底で黒い粒子にまみれてたあの汚ったない家族がカンヌで赤絨毯とは!かっこいいなぁ。監督、おめでとうございます!万引き家族の行方が楽しみです