2018.05.20 POSTED

第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞!

第71回カンヌ国際映画祭におきまして、日本時間5月20日(日)(現地:5月19日(土)夜)に授賞式が行われ、
コンペティション部門正式出品作『万引き家族』が最高賞であるパルムドールを受賞いたしました。
カンヌ国際映画祭において最高賞にあたる同賞は、1997年の第50回カンヌ国際映画祭にて今村昌平監督作品『うなぎ』が受賞して以来21年振り、カンヌのコンペにて日本映画が受賞するのは是枝監督の『そして父になる』以来5年振りとなります。

是枝監督が壇上で
「さすがに足が震えています。この場にいられることが本当に幸せです。そしてこの映画祭に参加するといつも思いますが、映画をつくり続けていく勇気をもらいます。そして、対立している人と人を、隔てられている世界と世界を映画が繋ぐ力をもつのではないかという希望を感じます。今回みなさんにいただいた勇気と希望をまず一足早く戻ったスタッフとキャストに分かち合いたいですし、作品が選ばれたにも関わらず、ここに参加できなかったふたりの監督たちとも分かち合いたいですし、これから映画をつくり、ここを目指す若い映画の作り手たちとも分かち合いたいと思います。ありがとうございます。」
とスピーチ。

受賞を受けて各キャストのコメントは以下。

リリー・フランキー
監督、本当に本当におめでとうございます!
獲ると信じていましたが、現実になると驚きと感動でじんましんが出ました(実話)。
監督、めちゃくちゃカッコいいです!

安藤サクラ
やったー!本当におめでとうございます!!
こんな特別な瞬間を共有できること、こころから嬉しく思います!
万歳!

松岡茉優
あの家族はいたのだと肯定してもらったようで嬉しいです。
思い出をいつまでも愛しています。

樹木希林
往きの飛行機の避雷針が雷を受けました。
異様な響きと共に私の座席の天井が破け、
酸素マスクや破片やゴミや、バラバラッと落ちて来ました。
「是枝さんもうくす玉が割れちゃったから賞はおしまい」―――の筈が
めでたいことです。

城桧吏
是枝監督、関係者のみなさま
「パルムドール」受賞、本当におめでとうございます!
「万引き家族」という作品に出演できて、改めてとても嬉しい気持ちです。
監督と家族6人でカンヌへ行けて、一生の思い出になりました。
本当にありがとうございました。

佐々木みゆ
やったーーー!!!!!!!!
かんとくおめでとうございます!
みんなでさつえいがんばったから、とってもうれしいです。
はやくかぞくのみんなにあいたいです!