2019.01.22 POSTED

『サムライマラソン』完成披露イベントを実施しました!

1月21日(月)『サムライマラソン』完成披露イベントを実施し、六本木ヒルズアリーナに設置された特設ステージとレッドカーペットに、佐藤健さん、小松菜奈さん、森山未來さん、染谷将太さん、青木崇高さん、木幡竜さん、小関裕太さん、竹中直人さん、バーナード・ローズ監督という豪華キャスト・監督が集結しました!

迫力の和太鼓のパフォーマンスに乗ってキャストと監督が登場すると、会場からは割れんばかりの大歓声が!トークセッションでは、イギリス人のバーナード監督とのタッグについて、主演の佐藤さんが心境を告白。表向きは平凡な侍だが、実は幕府のスパイである唐沢甚内を演じた佐藤さんは、「海外の方と仕事をしたいという気持ちがあって、このチャンスは逃したくないと飛び込みました。でも衝撃の現場で…。まさかこんなことになるとは」とニヤリ。それもそのはず、バーナード監督は現場でのパッションを最優先する演出を採用しており、佐藤さんは「まずは台本を気にするなと。セリフも言いたくなければ言うな、というスタンスで、だから僕はあまり喋りませんでした。役としてセリフを言いたくなかったので。動きで見せるように頑張りました」と、役としての立ち振る舞いを明かしました。

絵描きになる夢を持ち、藩を抜け出そうとする“じゃじゃ馬姫”の雪姫を演じた小松さんは、撮影の1か月前から殺陣のトレーニングを行うも、撮影現場ではバーナード監督の洗礼を受けたといい、「あんなに練習したのに現場でバッサリとカット。シンプルなシーンになって良かったけれど…でもショックでした」と舞台裏を告白。すると佐藤さんは「めちゃくちゃ練習していたよね?」と小松さんの努力を労う一方で、「でもそれは段取りだから!監督が望んでいるのはホンモノだから!」とバーナード監督のリアル志向を笑いに転化すると、バーナード監督も「実際は刀を抜いたらダンスをするのではなく、直接敵に斬りつけて終わりでしょう?」とリアリティ重視を強調し、佐藤さんは「その通りです!」と即答して会場を笑わせました。ステージでのトークセッション後は、キャスト・監督がレッドカーペットを歩き、大盛況のうちにイベントは終了しました!

その後はTOHOシネマズ 六本木で、本作の完成披露試写会を実施。上映前の舞台挨拶では、タイトルにも出てくる「マラソン」シーンの過酷さがキャスト陣から語られ、そんなやり取りをにこやかに眺めていたバーナード監督は「皆さんそれぞれ役者としてスタイルが違うし、演じる役も違うけれど、最強のキャストに恵まれました。素晴らしいアンサンブルが生まれており、本当に皆さんの演技に感服」と手放しで絶賛。最後に佐藤さんは「これまで様々な現場で経験してきた常識が一切通じない、何もかもが初めての挑戦でした。天候も関係なくどんどん撮影するので、繋がりが不安だったけれど、完成した作品を観るとまったく気にならず。今まで自分たちがしてきた『天気待ち』の時間は何だったのかと…」とカルチャーショックを告白しつつ「新しい事に対してもがきながらも、いつも以上に役と向き合ってみんなで力を合わせて生み出したという感のある作品。新時代の時代劇として楽しんでほしい」と公開に向けてアピールしました。

『サムライマラソン』は来月2月22日(金)全国公開です!