映画の公開を記念して、佐藤健さん、小松菜奈さん、森山未來さん、染谷将太さん、青木崇高さん、小関裕太さん、竹中直人さん、そしてバーナード・ローズ監督が登壇し、舞台挨拶を実施しました。
本編鑑賞後の観客の大歓声に迎えられ、キャスト陣&監督がご登壇。主演の佐藤さんは公開を迎えた気持ちを問われると、「僕が経験した現場の中で最もスリリングでした!」と振り返ると共に「動きや台詞さえも決めぬまま本番に突入し、役者が自分の役を本当に理解していないと成り立たないような環境の中で、やらせてもらいました。そんな監督の“無茶ぶり”をとことん楽しめる役者たちの中で芝居が出来たことを嬉しく思います」と笑顔を見せた。続いて小松さんは、「走ったり馬に乗ったり殺陣をしたり、めまぐるしい日々でした。監督がとてもパワフルで、私たちもその勢いに乗って日々戦いながら演技していた姿が、映画に美しく残っているので、映画館で楽しんでいただけたら嬉しいです」と公開の手ごたえを感じている様子。
メガホンをとったバーナード監督は、「時代劇を作るのはクレイジーで奇妙な、自分の夢でもありました。素晴らしいキャストにも恵まれ、日本で映画を作ると言う最高の体現ができて本当に感謝しています」と感慨深げにコメントしました。
続いて本作の役作りに話が移り、森山さんが本作で乗馬に初挑戦したことが話題に。青木さんいわく「僕らの中では“森山ケンタウロス”と呼んでいます(笑)」というほど見事な乗馬シーンを絶賛されており、森山さんはその秘訣を問われると「やっぱり腰つき、体幹ですね」とコメント。
俊足の足軽・上杉役を演じた染谷さんは、劇中で「一着になって名誉を得るか、八百長に乗って家族に楽をさせるか」の選択を迫られますが、自身ならどちらを選択するか問われると「僕自身は一着になることは絶対ないですね!」と断言し、会場は大爆笑。俊足に見せるために“ナンバ走り”で早く走ることはとても難しく…、毎日現場でも走りこんでいたそう。
トークの後半には、キャスト陣が「平成最後にやってみたいこと」を発表し、小松さんは「山登りです。ちょっと精神を鍛えようかなと。平成が終わるまでに、2回山登りをしたいと思います!」と堂々宣言。青木さんから「何メートル級?」と問われると、「2000メートル級ですかねえ」とさらっと答えた小松さんに、佐藤さんから「山なめんなよ!(笑)」と、するどい突っ込みが入ると会場は笑いの渦に包まれていました。佐藤さんは、やりたいことは信じられないぐらいやりきっていると語りながらも、「オーロラを見たことがないから見てみたい」という願望を明かしました。トークの後半には、キャスト陣が「平成最後にやってみたいこと」を発表し、小松さんは「山登りです。ちょっと精神を鍛えようかなと。平成が終わるまでに、2回山登りをしたいと思います!」と堂々宣言。青木さんから「何メートル級?」と問われると、「2000メートル級ですかねえ」とさらっと答えた小松さんに、佐藤さんから「山なめんなよ!(笑)」と、するどい突っ込みが入ると会場は笑いの渦に包まれていました。佐藤さんは、やりたいことは信じられないぐらいやりきっていると語りながらも、「オーロラを見たことがないから見てみたい」という願望を明かしました。
日本での公開を皮切りに、世界各国での公開もスタートするにあたり、主演の佐藤さんは、海外の観客に向けて「和の心」を見てほしいと断言。バーナード監督は、時代劇の先入観をすべてとっぱらって、「役者から出てくるエモーションを撮りたいから、自由にやってほしい」とキャスト陣にリクエストがしていたという。佐藤さんはそれを受け、「自由に演じてと言われても、ここに立っているすべてのキャストの中に和の心があって、昔ながらの所作や着物の着こなし、日本語ならではの美しさなど、醸し出されるものがあると思っていて。この映画を観て、そういう日本人ならではの美しさを感じてもらえたら、それは僕たちの中から出てきたものです」と、作品への思いを熱く語り、舞台挨拶は幕を閉じました!
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