8月21日(水)『アイネクライネナハトムジーク』完成披露上映会を実施し、三浦春馬さん、多部未華子さん、原田泰造さん、貫地谷しほりさん、矢本悠馬さん、森絵梨佳さん、恒松祐里さん、萩原利久さん、そして今泉力哉監督という豪華キャスト・監督が登壇しました!
満員の会場で、この日のドレスコード・ブルーの衣装に身を包み登場したキャスト陣&監督は大歓声に迎えられながら舞台上に登壇!
まずは、三浦さんが「この映画が撮影されたのが1年3ヶ月くらい前だと思うのですが、やっと皆さまにお届けできる日がやってきました。この映画、この秋にしっかりと温かい気持ちで帰っていただける作品です。日本中の皆さんに観て頂ければと思います!」と笑顔でご挨拶。次に、多部さんが「一汗、いや一足お先にこの映画を見ていただけるということで、私も嬉しく思っています。宜しくお願いします!」、続く原田さんが「みなさん、は~ら~だたいぞうです!(笑)この映画は、多部さんが一汗とおっしゃっていましたが、サウナに入って、水風呂に入って、外気浴で整うような素敵な映画になっています。(笑)みなさんこの映画をみて楽しんでいただければと思います。」と多部さんの一言に絡めてご挨拶。貫地谷さんが「この物語に出てくる人たちのエピソードを見て、あるんだろうなと思いながらも、なんてドラマチックなんだろうという気持ちになりました。今日は楽しんでいってください!」と、それぞれ一言ご挨拶のち、あたたかな雰囲気でイベントはスタート。
まず、3度目のカップル共演となる三浦さんと多部さんに話が振られると、三浦さんが「まるでオリンピックのような関係だよね、って多部さんもおっしゃっていましたが、多分20歳の時の舞台挨拶もこの会場でしたんですよね。運命ですね。その頃よりかは、ゆとりを持ってみなさんの前に立てているんじゃないかなって思います。そこまで緊張せず、映画の話できるかなって思います。」と感慨深げに話し、続けて多部さんが「今回の三浦さんとの共演、安心感はもちろんあって、今まで共演してきたことが無駄じゃなかったんだなって思う瞬間が撮影中にたくさんありました。また4年後にご一緒できたらなって思います。」とお互いの共演を笑顔で振り返りました。
続いて、本作のテーマ「出会い」にかけて、大切な出会いのエピソードを尋ねられると、原田さんが「多分毎日がそうなんだと思いますが、僕にとってはネプチューンだと思います。長い付き合いですが、出会った頃と変わらず潤ちゃんは賢いチンパンジー、健は野生の猿。変わらずここまで来ているので良い縁ですね。僕はふつうの優しいゴリラです。(笑)」と、会場の笑いを誘うと、貫地谷さんが「今のチーフマネージャーにスカウトされてこの世界に入っていったので、ありがたい出会いだったなと思います。」と今の仕事にも繋がるエピソードを明かしてくれました。
また、今回高校生の子を持つ父親役を演じた矢本さんに今回の役柄について尋ねると、「そこですよね。そうなんですよ。役者としてデビューして、高校生役が多くて、世間の方も僕がまだ高校生だと思っていらっしゃる方もいると思います。そこでまずは体重を増やしました。当時撮影しているときは結婚もしていないし、子供もいなかったんで、結婚とか家族って楽しそうだなっていう発想になって、実際に自分も結婚したと思います。(笑)良い影響を得た作品になりました。」と話し、会場を沸かせた。
仙台出身の森さんはオール仙台ロケでの撮影に関して「馴染みのある景色だったり、仙台の人ならみんな知っている場所が出てきたりするんですけど、仙台出身として誇りに思いました。仙台が舞台の作品に出会えて感謝しました。」と振り返った。
10年の時を経て繋がっていく本作にかけて、10年後の自分はどうなっていたいか尋ねられると、恒松さんは「今舞台をやっていて、共演のみなさんの腹筋とか筋トレがすごいので、この作品では4日間連続でずんだ餅を食べていたんですが(笑)、筋トレとかして、素敵な体でいたいなって思います。」と。萩原さんが「10年前の自分と比べると、身長以外何も変わっていないと感じるので、30歳でもいい意味で何も変わっていないようになれたら嬉しいなって思います。学生役が今多いので、会社員とかやってみたいです。パソコンできないけど、新入社員からやってみたいです。」と話すと、三浦さんや原田さんら先輩男性陣が、「僕もできないけど(会社員役)やっているよ」と萩原さんを優しくフォローしていました。
また今回登壇したキャストとは初めてのタッグということに関して尋ねられた今泉監督は「今回みなさん初めましてで、群像劇っていうのが、とても面白かったです。実はこの登壇しているキャストでも今日初めて会っている人がいて、これも一つの出会いで、今日も出会いの場だったんだなって思いました。」と感慨深く語っていました。
最後に代表して三浦さんから、「本日は本当にありがとうございます。奇跡とか運命って誰かが誰かを思いやって、その行動から奇跡や運命につながって行くんじゃないかなって思います。そういうエッセンスがたくさん詰まった映画になっています。ご自身の日常生活にこんな思いやりがあふれていたんだ、あの時の思いやりから成り立っていたんだって、きっかけをくれる映画になっています。今の日常生活を今以上に誇りに思っていただける映画です。ぜひ楽しんでください。」と話し、大盛況のままイベントは幕を閉じました!
『アイネクライネナハトムジーク』は9月20日全国公開です!