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現代の閉塞感を吹き飛ばす
前代未聞のアクションの連続!!時間の感覚が吹き飛ぶ!!-SPORTS CHOSUN
全世界待望のノンストップ・サバイバル・アクション!!
第73回カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション PENINSULA
INTRODUCTION & STORY
世界の度肝を抜いた 『新感染 ファイナル・エクスプレス』から4年── 誰も予測できなかった 驚異のアフター・パンデミックを描き 前作を遥かに凌ぐ 新たなステージへと加速する!

感染爆発が半島を崩壊させてから4年後、家族を守れなかった元軍人のジョンソクは、亡命先の香港で廃人のような暮らしを送っていた。そんな彼のもとに、ロックダウンされた半島に戻り、大金を積んだトラックを見つけ、3日以内に帰還するという仕事が舞い込む。だが、潜入に成功したジョンソクのチームを待っていたのは、さらに増殖した感染者たちと、この世の地獄を楽しむ狂気の民兵集団631部隊。両者に追い詰められたジョンソクを助けてくれたのは、母ミンジョンと二人の娘の家族だった。大金を奪えばこの国を出られるという最後の希望にかけて、手を結ぶことにした彼らの決死の作戦とは──?
世捨て人同然の生き方から、共に半島へと戻った義理の兄と、姉妹たちとその母を守るために、強く頼もしく変わっていくジョンソクには、『華麗なるリベンジ』、『MASTER/マスター』のカン・ドンウォン。モデルとしてデビューして人気を獲得、すぐにその演技力も認められ、数々の賞を受賞する。本作でも、壮絶なアクションと豊かな感情表現を見事に融合させた。
“戦う母”ミンジョンには、『バトル・オーシャン/海上決戦』など本国での大ヒット作で広く知られるイ・ジョンヒョン。高いサバイバルスキルを身につけ、感染者にも631部隊にも怯むことなく立ち向かう気高い心と、娘たちへの深い愛情をドラマティックに体現した。ソウルのダウンタウンを縦横無尽に駆け抜ける、20分間にも及ぶ怒涛の高速カーチェイスシーンで、ドライブテクニックを披露する娘のジュニには、韓国の若手女優イ・レ。その他、631部隊のメンバーに、アクの強い個性派俳優たちが集められた。
本国で2020年オープニングNo.1を叩き出し、アジア各国でも様々な記録を塗り替え、今、この前例のない危機の中、「エンターテイメントは死なない」と証明して映画界の救世主となったノンストップ・サバイバル・アクションが、日本にも無限大のパワーを送り込む! 2016年、カンヌ国際映画祭でのワールドプレミアで驚愕と絶賛の嵐を巻き起こした『新感染 ファイナル・エクスプレス』。人間を凶暴化させる謎のウイルスが韓国各地で発生、感染者が紛れ込んだ高速鉄道の車内で起きた大パニックを描き、日本をはじめ世界160か国以上で大ヒットを記録したインパクトは、いまだ忘れることはできない。
あれから4年、映画ファンの間では「その後の半島はどうなったのか?」という議論が続いていた。アフター・パンデミックの世界が観たいという熱い声に応えて、遂に続編を完成させたのは、前作で一躍注目の才能となったヨン・サンホ監督。本作もカンヌ国際映画祭公式作品に選出され、映画祭総代表から「『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノに続く、韓国を代表する監督による素晴らしい続編だ」と破格の評価を浴びた。
撮影準備に1年間を費やし、2000平方メートルもの巨大セットを制作。VFXにはアジア随一のクリエイターたちが参加。サンホ監督の手による練りに練られた脚本は、逆転に逆転を重ねながら、誰も予測できない結末へと爆走──舞台・映像・ストーリーと、すべてのスケールアップを成し遂げた。

大金を奪うため半島に舞い戻った男を待っていたのは、凶暴な感染者と狂気に支配された軍団、そして生存者家族希望という名の脱出へのチケットは誰の手に──!?
PRODUCTION NOTES
PROFILES
  • カン・ドンウォン
  • イ・ジョンヒョン
  • キム・ドユン
  • クォン・ヘヒョ
  • イ・レ
  • イ・イェウォン
  • キム・ミンジェ
  • ク・ギョファン
  • カン・ドンウォン

    故郷に戻る悲しき亡命者〈ジョンソク〉

    カン・ドンウォン

    1981年生まれ。優れた演技力を持ち、若手世代で最も称賛されている俳優の一人。2000年にモデルデビューし、TVドラマ「威風堂々な彼女」(03)で俳優に転身する。以降、工作員や死刑囚、超能力者や詐欺師など、様々な役を演じてきた。
    主な出演作は、『オオカミの誘惑』(04)、『彼女を信じないでください』(04)、『デュエリスト』(05)、『私たちの幸せな時間』(06)、『M(エム)』(07)、『あいつの声』(07)、『チョン・ウチ 時空道士』(09)、『超能力者』(10)、『義兄弟 SECRET REUNION』(10)、『カメリア』(10)、『世界で一番いとしい君へ』(14)、『群盗』(14)、『華麗なるリベンジ』(15)、『プリースト 悪魔を葬る者』(15)、『MASTER/マスター』(16)、『隠された時間』(16)、『1987、ある闘いの真実』(17)、押井守原作の『人狼』(18)、伊坂幸太郎原作の『ゴールデンスランバー』(18)など。
    新作としては、自身初となるハリウッド映画『Tsunami LA(原題)』(撮影中)の主演を務めるなど、世界への進出も始まった。さらに、仕事で来日した時に出会って以来、交流を続けてきた是枝裕和監督の初の韓国映画演出となる『ブローカー(仮)』に出演することが決定。2021年にクランクイン予定で、ソン・ガンホとペ・ドゥナとの共演も話題を呼んでいる。

  • イ・ジョンヒョン

    終末後の世界にいる母親〈ミンジョン〉

    イ・ジョンヒョン

    1980年生まれ。1996年にデビューし、韓国のアカデミー賞と言われる大鐘賞の新人女優賞と、青龍映画賞新人女優賞を獲得して注目される。その後も、『バトル・オーシャン/海上決戦』(14)、『軍艦島』(17)などのヒット作に出演して人気俳優となる。主な出演作は、『愛と悲しみのマリア』(97)、「野望の伝説」(98)、『ハーピー』(00)、「美しき日々」(01)、中国のTVドラマ「美麗心霊 Beautiful Heart」(04) と「恕の人 ―孔子伝―」(12)、「私たち結婚しました4」(13)、「やってきた!ファミリー」(15)、『パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン』(16)、『ラブ・アゲイン 2度目のプロポーズ』(19)など。また、竹野内豊主演の日本のTVドラマ「輪舞曲 ~RONDO~」(06/TBS)にも出演している。
    短編作に出演したことのあるパク・チャヌク監督の新作『別れる決心』に出演することが決定、2020年10月にクランクインした。

  • キム・ドユン

    ジョンソクに残った唯一の家族で義理の兄〈チョルミン〉

    キム・ドユン

    1981年生まれ。韓国の中央大学校演劇学科を卒業。『26年』(12)で頭角を現し、ナ・ホンジン監督の『哭声/コクソン』(16)の司祭役を獲得する。カンヌ国際映画祭で注目を集め、韓国で大ヒットを記録した作品で、役作りのために減量し、日本で暮らしていたことがあり日本語の通訳ができるという設定から、日本語の方言を学ぶなど努力を重ねた結果、高く評価される。続いて、サスペンス・コメディ『7号室』(17)や、高視聴率のTVドラマに出演し、人気俳優となる。新作はヨン・サンホ監督のTVドラマ「謗法(原題)」(20)。

  • クォン・ヘヒョ

    希望を失わない元軍人〈キム〉

    クォン・ヘヒョ

    1965年生まれ。唯一無二のセンスとスタイルで、どの役も個性的な人物へと作り上げるベテラン俳優。2002年、「冬のソナタ」のキム次長役、「私の名前はキム・サムスン」の料理長役で人気を獲得する。映画では、『ラスト・プレゼント』(01)、『僕らの青春白書』(14)、『隠された時間』(16)などに出演。また、『3人のアンヌ』(12)、『あなた自身とあなたのこと』(16)、『夜の浜辺でひとり』(17)などホン・サンス監督作品で知られ、『それから』(17)で釜山映画評論家協会賞主演男優賞を受賞する。ヨン・サンホ監督作品は『我は神なり』(13)に出演している。

  • イ・レ

    生き残るためにハンドルを握る少女〈ジュニ〉

    イ・レ

    2006年生まれ。2013年に、『ソウォン/願い』の残忍な幼女暴行の被害者役で映画デビューし、韓国中の涙と熱狂を誘った。以降、『犬どろぼう完全計画』(14)、「六龍が飛ぶ」(15)、「パパはスーパースター!?」(15)、『戦場のメロディ』(16)、「帰ってきて ダーリン!」(16)、『七年の夜』(18)、「アルハンブラ宮殿の思い出」(18)、『ガールズ・コップ』(19)、『無垢なる証人』(19)など出演作が絶えない。2014年には、北京国際映画祭最優秀助演女優賞に輝く。

  • イ・イェウォン

    生き抜いてきた女の子〈ユジン〉

    イ・イェウォン

    韓国映画界にすい星のごとく現れた。天真爛漫な子役として、本作で強い個性を発揮し、ユジン役のあどけない可愛さを際立たせている。共演者は、「イ・イェオンの愛らしさは本物で演技ではない」と語る。体は小さいが、本作の荒涼とした画の中に希望の光を大きく放っている。主な出演作は、『マイ・ラスト・ラブ~私に残った愛を~』(17)、「江南ロマン・ストリート」(17)、『レッスル!』(18)、「復讐の女神」(18)、「最後まで愛」(18)、『ロマン』(19)、「龍王<ヨンワン>様のご加護」(19)など。

  • 人間性を失った狂気の軍人〈ファン軍曹〉

    キム・ミンジェ

    1979年生まれ。映画『シークレット・サンシャイン』(07)、『グッド・バッド・ウィアード』(08)、『19歳の母』(09)、『小さな池 1950年・ノグンリ虐殺事件』(09)、『生き残るための3つの取引』(10)、『ポエトリー アグネスの詩』(10)、『パーフェクト・ゲーム』(11)、『S.I.T. 特命殺人捜査班』(11)、『The Cat ザ・キャット』(11)、『モビーディック』(11)、『カウントダウン』(11)、『ベテラン』(15)、『ザ・キング』(17)、『軍艦島』(17)、『君の誕生日』(19)や、TVドラマ「熱血司祭」(19)、「国民のみなさん」(19)など、様々なジャンルの作品に取り組み、幅広い役柄を演じ分ける。ヨン・サンホ監督作品は、『サイコキネシス ―念力―』(18・配信) TVドラマ「謗法(原題)」(20)に出演している。

  • ク・ギョファン

    腹に一物ある631部隊の隊長〈ソ大尉〉

    ク・ギョファン

    『Jane(英語題)』(16) でトランスジェンダーの役を演じ、釜山国際映画祭で今年の俳優賞を、百想芸術大賞で男性新人演技者賞を受賞する。俳優としての成熟を見せる以外に、『Turtles(英語題)』『Where is My DVD?(英語題)』などの短編映画で監督や製作としても活動し、イ・オクソプ監督のインディペンデント映画『なまず』(19)では、出演の他、脚本、製作、編集もこなした。

監督:ヨン・サンホ

挑戦を止めないマルチプレーヤー

監督:ヨン・サンホ

監督:ヨン・サンホ

1978年生まれ。祥明大学西洋学科を卒業。長編デビュー作『豚の王』(11・日本未公開)で、韓国のアニメーション映画としては初めてカンヌ国際映画祭に招待され、監督週間部門に出品される。続いて2013年に『我は神なり』を発表。2016年、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)が、カンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニング部門に招待され、またたく間に世界中で絶賛され、ファンタジア国際映画祭で最優秀作品賞、シッチェス・カタロニア国際映画祭で監督賞など数々の栄えある賞に輝く。続くアニメーション映画『ソウル・ステーション/パンデミック』(16)は、どのように感染爆発が始まったのかという『新感染~』の前日譚が描かれた作品で、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭シルバークロウ賞、アジア・パシフィック・スクリーン・アワード最優秀長編アニメ賞などを受賞する。
その後、『サイコキネシス ―念力―』(18・配信)では韓国のスーパーヒーロー映画の金字塔を打ち立て、最近は連続TVドラマ「謗法(原題)」(20)を手掛ける。
多彩なクリエイターで、絶えずプラットフォームや媒体を移りながら、独特の世界やストーリーを表現している。

CAST Jung-seok:GANG Dong-won Cheol-min:KIM Do-yoon Min-jung:LEE Jung-hyun Mr. Kim:KWON Hae-hyo Jooni:LEE Re Yu-jin:LEE Ye-won Sgt. Hwang:KIM Min-jae Capt. Seo:KOO Gyo-hwan STAFF Director:YEON Sang-ho キャスト ジョンソク:カン・ドンウォン チョルミン:キム・ドゥユン ミンジョン:イ・ジョンヒョン キム:クォン・ヘヒョ ジュニ:イ・レ ユジン:イ・イェウォン ファン兵長:キム・ミンジェ ソ大尉:ク・ギョファン スタッフ 監督:ヨン・サンホ