NEWSニュース

2018.01.05

世界中で絶賛続々!!
各国で2017年映画ランキング等々に選出!

日本以外の国々でも続々と公開を迎え、各所で2017年のベスト映画などにランクインしておりますので、その一部をご紹介いたします!

・The Hollywood Reporter
ハリウッドレポーターが選ぶ外国映画ランキング7位!アジア映画では唯一の選出の快挙!
https://www.hollywoodreporter.com/lists/hollywood-reporter-critics-pick-best-foreign-language-films-2017-1068627

・IndieWire
IndieWireランキング37位!アジア映画ではトップ!!
http://www.indiewire.com/gallery/the-50-best-movies-of-2017-according-to-over-200-film-critics/#!15/after-the-storm-directed-by-hirokazu-kore-eda-2/

・Village Voice
米国Village VoiceのBilge Ebiri氏ベスト3位に選出!
https://www.villagevoice.com/2017/12/21/songs-from-a-sunken-place-the-best-films-of-2017/

見落とされたパフォーマンスとして阿部寛の演技を絶賛!
https://www.villagevoice.com/2017/12/27/the-17-most-overlooked-performances-of-2017/

阿部寛は間違いなく今年のベストの一つに入る映画で主演として見事な演技を見せた。
(中略)落ちぶれた小説家でダメな父親でもある男が人生を再生しようとする姿を演じ、阿部は、私が今年見たあらゆる映画の中でも最も人間的な演技を見せたといえるだろう。
交錯する衝動とと共に、プライド、恥、軽蔑、嫉妬、愛情、献身、弱さ、決断というような感情を合わせ持ち、そのような感情が私達が成功に向かって進もうとする上での気持ちの混乱をよく表現していた。
(中略)是枝裕和は世界的に偉大な監督の一人であるが、「海よりもまだ深く」が良い作品となった理由とは阿部寛にあるとも言える。

・LA Times(米国)
ロサンジェルスタイムズのJustin Changによる映評では、ランクインは惜しくも逃したものの、選外佳作として紹介!
http://www.latimes.com/entertainment/movies/la-ca-mn-year-end-justin-chang-top-10-20171215-htmlstory.html

・Cineforum (イタリア)
イタリアではそうそうたる巨匠たちの作品と共に、数多くのエディターたちの2017年トップ10に選出されています!
http://www.cineforum.it/focus/Classifiche/Le-nostre-top-ten-2017
※ちなみにイタリア語では「Ritratto di famiglia con tempesta」がタイトルです。

PIER MARIA BOCCHI の選ぶトップ10
1. 「エル ELLE」ポール・ヴァーホ-ヴェン
2. 「ビリー・リンの永遠の一日」 アン・リー
3. 「女の一生」ステファヌ・ブリゼ
4. 「ライフ」 ダニエル・エスピノーサ
5. 「ブレード・ランナー2049」ドゥニ・ヴィルヌーヴ
6. 「海よりもまだ深く」是枝裕和
7. 「Wonder Wheel」 ウディ・アレン
8. 「Jackie & Ryan」 アミ・カナーン・マン
9. 「ロスト・シティZ 失われた黄金都市」 ジェームズ・グレイ
10.「女神の見えざる手」ジョン・マッデン

MASSIMO CAUSO の選ぶトップ10
1. 「デトロイト」キャスリン・ビグロー
2. 「マリアンヌ」ロバート・ゼメキス
3. 「ロスト・シティZ 失われた黄金都市」 ジェームズ・グレイ
4. 「スプリット」 M・ナイト・シャマラン
5. 「この世界の片隅に」 片渕須直
6. 「希望のかなた」アキ・カウリスマキ
7. 「レインボウ」タヴィアーニ兄弟
8. 「LOGAN ローガン」ジェームズ・マンゴールド
9. 「海よりもまだ深く」是枝裕和
10. 「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」 ソフィア・コッポラ

BRUNO FORNARA の選ぶトップ10
1. 「A Ciambra」 ジョナス・カルピニャーノ
2. 「Austerlitz」Sergei Loznitsa
3. 「ハクソー・リッジ」 メル・ギブソン
4. 「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」マイケル・ショウォルター
5. 「セールスマン」アスガー・ファルハディ
6. 「エル ELLE」ポール・ヴァーホ-ヴェン
7. 「グッド・タイム」ベニー・サフディ
8. 「ラ・ラ・ランド」デイミアン・チャゼル
9. 「海よりもまだ深く」是枝裕和
10.「Sieranevada」クリスティ・プイウ

LAPO GRESLERIの選ぶトップ10
1. 「沈黙 ‐サイレンス‐」マーティン・スコセッシ
2. 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」ケネス・ロナーガン
3. 「ロスト・シティZ 失われた黄金都市」 ジェームズ・グレイ
4. 「海よりもまだ深く」是枝裕和
5. 「ゲット・アウト」ジョーダン・ピール
6. 「Long Way North」レミ・シャイエ
7. 「ラ・ラ・ランド」デイミアン・チャゼル
8. 「私はあなたのニグロではない」ラウル・ペック
9. 「レゴバッドマン ザ・ムービー」クリス・マッケイ
10.「I figli della notte」アンドレア・デ・シーカ

ROBERTO LASAGNAの選ぶトップ10
1. 「Sicilian Ghost Story」アントニオ・ピアッツァ、ファビオ・グラッサドニア
2. 「セールスマン」アスガー・ファルハディ
3. 「Lezioni di pittura」Pablo Perelman
4. 「沈黙 ‐サイレンス‐」マーティン・スコセッシ
5. 「海よりもまだ深く」是枝裕和
6. 「A Ciambra」 ジョナス・カルピニャーノ
7. 「エル ELLE」ポール・ヴァーホ-ヴェン
8. 「L'intrusa」レオナルド・ディ・コスタンツォ
9. 「ブレード・ランナー2049」ドゥニ・ヴィルヌーヴ
10.「マリアンヌ」ロバート・ゼメキス

ROBERTO MANASSEROの選ぶトップ10
1. 「パーソナル・ショッパー」オリヴィエ・アサイヤス
2. 「沈黙 ‐サイレンス‐」マーティン・スコセッシ
3. 「Sieranevada」クリスティ・プイウ
4. 「Dawson City: Frozen Time 」ビル・モリソン
5. 「海よりもまだ深く」是枝裕和
6. 「未来よ こんにちは」ミア・ハンセン=ラヴ
7. 「女の一生」ステファヌ・ブリゼ
8. 「エル ELLE」ポール・ヴァーホ-ヴェン
9. 「ダンケルク」クリストファー・ノーラン
10.「マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)」 ノア・バームバック

ANDREA PIRRUCCIOの選ぶトップ10
1. 「Ammore e malavita」 マネッティ兄弟
2. 「Song to Song」テレンス・マリック
3. 「ロスト・シティZ 失われた黄金都市」 ジェームズ・グレイ
4. 「沈黙 ‐サイレンス‐」マーティン・スコセッシ
5. 「マリアンヌ」ロバート・ゼメキス
6. 「海よりもまだ深く」是枝裕和
7. 「パーソナル・ショッパー」オリヴィエ・アサイヤス
8. 「ゲット・アウト」ジョーダン・ピール
9. 「ラ・ラ・ランド」デイミアン・チャゼル
10.「ライフ」 ダニエル・エスピノーサ

TINA PORCELLIの選ぶトップ10
1. 「ダンケルク」クリストファー・ノーラン
2. 「ハッピーエンド」ミヒャエル・ハネケ
3. 「デトロイト」キャスリン・ビグロー
4. 「ラブレス」アンドレイ・ズビャギンツェフ
5. 「セールスマン」アスガー・ファルハディ
6. 「ありがとう、トニ・エルドマン」マーレン・アデ
7. 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」ケネス・ロナーガン
8. 「ザ・スクエア 思いやりの聖域」リューベン・オストルンド
9. 「海よりもまだ深く」是枝裕和
10. 「レッドタートル ある島の物語」マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット

FRANCESCO ROSSINI の選ぶトップ10
1. 「ラ・ラ・ランド」デイミアン・チャゼル
2. 「ダンケルク」クリストファー・ノーラン
3. 「海よりもまだ深く」是枝裕和
4. 「ブレード・ランナー2049」ドゥニ・ヴィルヌーヴ
5. 「希望のかなた」アキ・カウリスマキ
6. 「ハクソー・リッジ」 メル・ギブソン
7. 「レッドタートル ある島の物語」マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
8. 「メッセージ」ドゥニ・ヴィルヌーヴ
9. 「沈黙 ‐サイレンス‐」マーティン・スコセッシ
10.「Wonder Wheel」 ウディ・アレン

ANTONIO TERMENINIの選ぶトップ10
1. 「希望のかなた」アキ・カウリスマキ
2. 「ラ・ラ・ランド」デイミアン・チャゼル
3. 「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」パブロ・ラライン
4. 「メッセージ」ドゥニ・ヴィルヌーヴ
5. 「パーソナル・ショッパー」オリヴィエ・アサイヤス
6. 「女の一生」ステファヌ・ブリゼ
7. 「ロスト・シティZ 失われた黄金都市」 ジェームズ・グレイ
8. 「海よりもまだ深く」是枝裕和
9. 「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」 ソフィア・コッポラ
10.「デトロイト」キャスリン・ビグロー

・The Listener(ニュージーランド)
2017年のベスト20に選出!
http://www.noted.co.nz/culture/movies/the-20-best-movies-of-2017/

・The Filmstage(米国)
2017年注目されるべき映画として紹介!
https://thefilmstage.com/features/the-50-most-overlooked-films-of-2017/

・La Nacion(アルゼンチン)
http://www.lanacion.com.ar/2095727-las-mejores-peliculas-del-ano-segun-los-criticos-de-la-nacion

Fernando Lopezの選ぶTOP10
「海よりもまだ深く」是枝裕和
「アラビアン・ナイト 第1部 休息のない人々」ミゲル・ゴメス
「希望のかなた」アキ・カウリマスキ
「エリザのために」クリスティアン・ムンジウ
「Lover for a Day」Philippe Garrel
「アクエリアス」クレーベル・メンドンサ・フィリョ
「ハクソー・リッジ」メル・ギブソン
「ダンケルク」クリストファー・ノーラン
「グッド・タイム」ベニー・サフディ、ジョシュア・サフディ
「ゴッホ 最期の手紙」ドロタ・コビエラ、ヒュー・ウェルチマン

Adolfo C. Martinezの選ぶTOP10
「デヴィッド・リンチ:アートライフ」ジョン・アエン、オリビア・ネアーガアード・ホルム、リック・バーンズ
「海よりもまだ深く」是枝裕和
「午後8時の訪問者」ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ
「サミット」サンティアゴ・ミトレ
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」ケネス・ロナーガン
「Norman: The Moderate Rise and Tragic Fall of a New York Fixer」ヨセフ・シダー
「ショコラ~君がいて僕がいる~」ロシュディ・ゼム
「ハクソー・リッジ」メル・ギブソン
「婚約者の友人」フランソワ・オゾン
「謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス」ホセ・ルイス・ロペス・リナレス
2016.06.24

7月7日(木)「海よりもまだ深く」是枝裕和監督、京都でティーチイン決定!

京都にて、是枝裕和監督によるティーチインイベントを実施することが決定いたしました!
撮影時の裏話や演出方法についてなど、お客様の質問に是枝監督がお答えします。


<時間・劇場>
日時:7月7日(木) 17:00の回上映終了後 (※ティーチインは30分程を予定)
劇場:MOVIX京都
登壇者(予定):是枝裕和監督

<チケット購入方法>
7月2日(土)00:00<7/1(金)24:00>から劇場HP(http://www.smt-cinema.com/site/kyoto/)にて販売
7月2日(土)MOVIX京都オープン時<8:00予定>から劇場窓口にて販売(※残席ある場合のみ)

<料金>
通常料金
一般1,800円・シニア1,100円・3歳以上、小中高生1,000円・大学生1,500円
※ 全席指定席制での上映となります。
※ 窓口販売では、全国共通鑑賞券もご使用いただけます。
※SMTMクーポン、各種招待券はご利用いただけません。

≪他の注意事項≫
※毎日2:00~6:00はシステムメンテナンスの為インターネットからのご購入ができなくなります。予めご了承くださいませ。
※インターネットチケット購入は、各種クレジットカードまたはキャリア決済(au、docomo、softbank)、リクルートかんたん支払い、楽天ID決済がご利用いただけます。現金はご利用いただけません。
※インターネットチケット販売でチケットが完売した際は窓口販売はございません。
※ お電話でのご予約は承っておりません。
※ 場内でのカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録画、録音等は固くお断りいたします。
※ 転売目的でのご購入は、固くお断り致します。
※ いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後のチケットの変更や払い戻しはできません。
※ 映画鑑賞の妨げになりますので、上映途中からのご入場はご遠慮ください。
2016.06.08

6/13(月) 樹木希林×是枝監督ティーチインが決定!

樹木希林さんと是枝裕和監督によるティーチインイベントを実施することが決定いたしました!

<時間・劇場>
日時:6月13日(月) 18:30の回上映終了後
劇場:新宿ピカデリー
登壇者(予定):樹木希林、是枝裕和監督

<チケット購入方法>
6/9(木) 00:00<6/8(水)24:00>から劇場HP(http://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/)にて発売
6/9(木) 劇場オープン時から劇場窓口にて発売(※残席ある場合のみ)

<料金>
通常料金
※ムビチケ・前売券もご使用いただけます。

<注意事項>
※全席指定・定員入替制での上映となります。ティーチインの回の座席指定券が必要です。
※転売を目的としたご購入は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯カメラを含む)、ビデオによる撮影・録音等は固くお断りいたします。
※ゲストおよびティーチインは、予告なく変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
※いかなる事情が生じましても、ご購入、お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※特別興行につき、各種招待券、各種割引券、株主券、SMTMembersクーポンなどは使用出来ません。前売券はご使用頂けます。
※いかなる場合においてもティーチイン中の途中入場はお断りさせて頂きますのでご了承ください。
※オンライン販売でご購入の場合は、クレジット決済またはキャリア決済でのお支払いとなります。(現金ではご購入いただけません。)
※お電話でのご予約は承っておりません。
2016.06.03

映画のロケ地清瀬市にて「海よりもまだ深く」×是枝監督展が開催!!

本作の公開を記念しまして、ロケ地であり、是枝監督が9歳~28歳までを過ごした清瀬市旭ヶ丘団地のある清瀬市で是枝監督展を開催致します!
清瀬市郷土博物館にて本作の衣装、画コンテ、小道具をはじめ監督のこれまで手がけられた作品のポスターや創作ノートなど、ここだけでしか見られない是枝監督の世界観が堪能できる展示会になっております。
ぜひ、お越し下さい!

日程:
6/4(土)~6/19(日)午前9時~午後5時(月曜休館・入場無料)

場所:
清瀬市郷土博物館 〒204-0013 東京都清瀬市上清戸二丁目6番41号
※直接会場へ。駐車場に限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。
問合せ 郷土博物館☎ 042-493-8585

展示内容:
是枝監督の経歴紹介、過去作品の創作ノートなど
「海よりもまだ深く」小道具、衣装、画コンテなど
監督が過ごしていた当時の清瀬市
2016.06.03

ハナレグミ×是枝裕和監督 ティーチインイベント実施!

6月1日(水)より、本作の主題歌・劇中歌を担当しているハナレグミさんと是枝裕和監督のティーチインイベントを実施し、音楽と映画にまつわるお話しをたっぷり語っていただきました。
会場には、ハナレグミさんと是枝監督のファンが多く集まり、2人に質問するために多くの手があがりました。質問者ひとりひとりが作品に対する熱い想いを伝えると共に質問をなげかけると、それを丁寧に答えていったふたり。ユーモアに溢れたトークで時折笑いも誘うなど、大盛り上がりのイベントとなりました。
2016.06.02

6/8(水) 阿部寛×是枝監督ティーチインが決定!

6月8日(水)に主演の阿部寛さんと是枝裕和監督によるティーチインイベントを実施することが決定いたしました!

<時間・劇場>
日時:6月8日(水) 18:40の回上映終了後
劇場:新宿ピカデリー
登壇者(予定):阿部寛、是枝裕和監督

<チケット購入方法>
6/3(金)00:00<6/2(木)24:00>から劇場HP(http://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/)にて発売
6/3(金) 劇場オープン時から劇場窓口にて発売(※残席ある場合のみ)

<料金>
当日料金に準じます
※レディースデー割引適用により、女性のお客様は1,100円でご鑑賞いただけます。
他割引サービスとの併用はできません。
※ムビチケ・前売券もご使用いただけます。

<注意事項>
※全席指定・定員入替制での上映となります。ティーチインの回の座席指定券が必要です。
※転売を目的としたご購入は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯カメラを含む)、ビデオによる撮影・録音等は固くお断りいたします。
※ゲストおよびティーチインは、予告なく変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
※いかなる事情が生じましても、ご購入、お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※特別興行につき、各種招待券、各種割引券、株主券、SMTMembersクーポンなどは使用出来ません。前売券はご使用頂けます。
※いかなる場合においてもティーチイン中の途中入場はお断りさせて頂きますのでご了承ください。
※オンライン販売でご購入の場合は、クレジット決済またはキャリア決済でのお支払いとなります。(現金ではご購入いただけません。)
※お電話でのご予約は承っておりません。
2016.05.30

追加決定!!
阿部寛さん、6月5日(日)川崎チネチッタティーチインイベントに参加!

6月5日(日)に開催いたします是枝裕和監督によるティーチインイベントの川崎チネチッタ上映回に、
主演の阿部寛さんの参加が決定いたしました!
お2人に直接映画についての質問ができるチャンスです!是非皆様ご参加下さい。

場所:川崎チネチッタ
時間:14:45の回上映終了後
料金:通常料金
チケット購入方法など詳しくはこちら⇒http://cinecitta.co.jp/

<登壇者>
阿部寛さん、是枝裕和監督

<注意事項>
※全席指定・定員入替制での上映となります。ティーチインの回の座席指定券が必要です。
※転売を目的としたご購入は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯カメラを含む)、ビデオによる撮影・録音等は固くお断りいたします。
※ゲストおよびティーチインは、予告なく変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
※いかなる事情が生じましても、ご購入、お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※特別興行につき、各種招待券、各種割引券は使用できません。前売券はご使用頂けます。
2016.05.30

「海よりもまだ深く」音声ガイド付きバリアフリー上映実施

下記の日程にて、音声ガイド付きバリアフリー上映を実施することが決定致しました。

※日本語字幕版での上映となります。
※上映時間、料金、アクセス等の詳細については、各劇場へお問い合わせ下さい。
※各劇場の上映時間は、当サイトの劇場情報欄もあわせてご確認下さい。

<上映スケジュール>

北海道 札幌シネマフロンティア
日程:6/5(日)、6/6(月)
上映案内TEL/FAX:011-209-5400

埼玉 シネプレックスわかば
日程:6/12(日)
上映案内TEL/FAX:0570-783-815

東京 T・ジョイPRINCE品川
日程:6/13(月)
上映案内TEL/FAX:03-5421-1113

名古屋 ミッドランドスクエアシネマ
日程:6/5(日)
上映案内TEL/FAX:052-527-8808

大阪 大阪ステーションシティシネマ
日程:6/11(土)
上映案内TEL/FAX:06-6346-3215

神戸 OSシネマズ神戸ハーバーランド
日程:6/2(木)
上映案内TEL/FAX:078-360-3788

広島 広島サロンシネマ
日程:6/7(火)
TEL:082-962-7772
FAX:082-962-7773

福岡 TOHOシネマズ天神
日程:6/11(土)
上映案内TEL/FAX:050-6868-5003

大分 TOHOシネマズアミュプラザおおいた
日程:6/5(日)
上映案内TEL/FAX:050-6868-5061


※音声ガイドは、上映と同時進行でFM送信致します。
※イヤホン付きFMラジオをご持参いただきますと、88.5MHzでどなたでも音声ガイドをお聴きいただけます。
※イヤホン付きFMラジオの貸し出しを劇場にて実施致しますが、数に限りがございますので予めご了承ください。
2016.05.29

是枝監督×団地団トークイベント実施!

5月26日(木)より、カンヌより帰国したばかりの是枝裕和監督と、団地が登場する映画・アニメ・マンガ・小説にやたら詳しい団地好きユニット“団地団”とのトークイベントを実施しました!
本作の舞台である団地にちなみ、ディープな団地トークが繰り広げられた本イベント。
本作(=団地)に対する熱い想いをぶつける、団地写真家の大山さん、『歩いても 歩いても』(08)との共通点についてを指摘するアニメ脚本家の佐藤さん、鋭い観察眼で監督に新たな発見をもたらした作家の山内さん、暴走気味なメンバーの進行役に徹したライターの速水さんという、個性的なメンバーたちからの様々な質問に、タジタジながらも丁寧に答えていった是枝監督。時折、会場からは笑い声も起きるなど、大盛り上がりのイベントになりました。
2016.05.27

ハナレグミ×是枝監督トークショーが決定!!

是枝裕和監督と本作の主題歌と本編の音楽を担当したハナレグミさんによるトークショーを行います。

<時間・劇場>
日時:6月1日(水) 18:30の回上映終了後
劇場:新宿ピカデリー
登壇者(予定):ハナレグミ、是枝裕和監督

<チケット購入方法>
5/29(日)00:00<5/28(土)24:00>から劇場HP(http://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/)にて発売
5/29(日) 劇場オープン時から劇場窓口にて発売(※残席ある場合のみ)

<料金>
当日料金に準じます
※ファーストデー割引適用により、一般、大学生は1,100円でご鑑賞いただけます。
※ムビチケ・前売券もご使用いただけます。

<注意事項>
※全席指定・定員入替制での上映となります。ティーチインの回の座席指定券が必要です。
※転売を目的としたご購入は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯カメラを含む)、ビデオによる撮影・録音等は固くお断りいたします。
※ゲストおよびティーチインは、予告なく変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
※いかなる事情が生じましても、ご購入、お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※マスコミの取材が入る場合がございますのでご了承ください。
※特別興行につき、各種招待券、各種割引券、株主券、SMTMembersクーポンなどは使用出来ません。前売券はご使用頂けます。
※いかなる場合においてもティーチイン中の途中入場はお断りさせて頂きますのでご了承ください。
※オンライン販売でご購入の場合は、クレジット決済またはキャリア決済でのお支払いとなります。(現金ではご購入いただけません。)
※お電話でのご予約は承っておりません。
2016.05.27

是枝裕和監督 ティーチインイベント続々決定!!
川崎には阿部寛さんも!!

6月5日(日)に是枝裕和監督によるティーチインイベントを開催いたします。
撮影時の裏話や演出方法についてなど、お客様の質問に是枝監督がお答えします。

<時間・劇場>

場所:イオンシネマ茅ヶ崎
時間:10:30の回上映終了後
登壇者:是枝裕和監督
詳しくはこちら⇒ http://www.aeoncinema.com/cinema/chigasaki/


場所:横浜ブルク13
時間:12:30の回上映終了後
登壇者:是枝裕和監督
詳しくはこちら⇒ http://burg13.com/index.html


場所:川崎チネチッタ
時間:14:45の回上映終了後
登壇者:阿部寛さん、是枝裕和監督
詳しくはこちら⇒ http://cinecitta.co.jp/

<料金・チケット購入方法>
各劇場の通常料金
各劇場のHPにてご確認下さい。

<注意事項>
※全席指定・定員入替制での上映となります。ティーチインの回の座席指定券が必要です。
※転売を目的としたご購入は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯カメラを含む)、ビデオによる撮影・録音等は固くお断りいたします。
※ゲストおよびティーチインは、予告なく変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
※いかなる事情が生じましても、ご購入、お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※特別興行につき、各種招待券、各種割引券は使用できません。前売券はご使用頂けます。
※マスコミの取材が入る場合がございますのでご了承ください。
2016.05.23

初日舞台挨拶を実施いたしました!

5月21日(土)に、カンヌ国際映画祭から、帰国したばかりの興奮冷めやらぬキャストたちによる、初日舞台挨拶を実施いたしました!
満席の会場に、阿部寛さん、真木よう子さん、樹木希林さんが現れる中、まだカンヌにいるため、この場には来れなくなった是枝裕和監督は等身大パネルで登場!是枝監督は、音声のみでメッセージを寄せました。
初カンヌから帰国した阿部さんは、「街中が活気に溢れていました。天気も良く、3日間でしたけど、夢のような日々を過ごせました。たぶん一生忘れないと思います。」と感無量の面もち。
2度目の参加となった真木さんは「前回『そして父になる』のときに行ったときは、連日ドシャ降りだったので観光ができなかったんですが、今回は晴天に恵まれ、歴史ある街々を見られたので嬉しかったです。」とコメント。
同じく2度目の参加となった樹木さんは「バアさんよりも若いひとが経験しておくべき場所よね。」と振り返り、カンヌでの阿部さんの様子を尋ねられると「この風体がカンヌにピッタリなんですよ!団地よりもよく馴染んでいました。」と答え、会場からは笑いが巻き起こりました。
レッドカーペットを揃って歩き、公式上映も共に鑑賞したキャストたち。上映後約7分間に及んだというスタンディング・オベーションについて阿部さんは「本当にうれしかったです。僕はもっといたかったんですけど、樹木さんが早く行こうというので、仕方なく帰りました(笑)」とコメントしました。
フォトセッションでは、『海よりもまだ深く』の“海”にちなみ、観客に海の一部になってもらうという演出も施され、「大ヒット!」という掛け声の基にヒットを祈願しました。
2016.05.20

是枝監督×団地団 トークショー決定!!

是枝裕和監督と団地が登場する映画・アニメ・マンガ・小説にやたら詳しい団地好きユニット“団地団”のトークショーを行います。

<時間・劇場>
日時:5月26日(木) 18:30の回上映終了後
劇場:新宿ピカデリー
登壇者(予定):是枝裕和監督、団地団(大山顕、佐藤大、速水健朗、山内マリコ)

<チケット購入方法>
5/22(日)00:00<5/21(土)24:00>から劇場HP(http://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/)にて発売
5/22(日) 劇場オープン時から劇場窓口にて発売(※残席ある場合のみ)

<料金>
通常料金
※ムビチケ・前売券もご使用いただけます。
※各種割引料金の適用はございません。

<注意事項>
※全席指定・定員入替制での上映となります。トークショーの回の座席指定券が必要です。
※転売を目的としたご購入は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯カメラを含む)、ビデオによる撮影・録音等は固くお断りいたします。
※ゲストおよびトークショーは、予告なく変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
※いかなる事情が生じましても、ご購入、お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※マスコミの取材が入る場合がございますのでご了承ください。
※特別興行につき、各種招待券、各種割引券、株主券、
SMTMembersクーポンなどは使用出来ません。前売券はご使用頂けます。
※いかなる場合においてもトークショー中の途中入場はお断りさせて頂きますので、ご了承ください。
※オンライン販売でご購入の場合は、クレジット決済またはキャリア決済でのお支払いとなります。
(現金ではご購入いただけません。)
※お電話でのご予約は承っておりません。
2016.05.19

第69回カンヌ国際映画祭レポート!②

現地時間21時過ぎ頃、阿部寛さん、樹木希林さん、真木よう子さん、是枝裕和監督がレッドカーペットを歩き会場入り、世界の観客を前に舞台挨拶をおこない、正式上映が行われました。上映後は、約7分間にもわたるスタンディングオベーションで観客から賞賛を受け、場内はとても温かい空気に包まれました。また場内を出たところでも、海外のファンに囲まれ拍手や賞賛コメントを浴びるなど、好評のうちに公式イベントを終えました。

2016.05.18

第69回カンヌ国際映画祭レポート!①

第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に本作が正式出品されることを受け、阿部寛さん、樹木希林さん、真木よう子さん、是枝裕和監督がカンヌ入りし、現地時間18日正午過ぎ頃、フォトコールに参加しました!このあとは公式上映です!

2016.05.18

主題歌「深呼吸」のミュージックビデオが完成!

本作の主題歌で、5月25日(水)に発売となるハナレグミのニューシングル「深呼吸」のミュージックビデオが完成しました!
映画の中で主人公・良多(阿部寛さん)の探偵業の相棒・町田健斗役を演じた池松壮亮さんを主演に迎え、是枝監督が映画のサイドストーリーとして新たに撮り下ろした一作となっています。

今回このミュージックビデオは、映画の撮影を進めていくうちに是枝監督の中で町田のバックボーンが膨らんでいったこと、映画を観た人たちから「彼の背景を知りたい!」という声が多くあがったこと、さらに制作スタッフの間で「もっと池松さんを撮りたい!」という声が多かったことから生まれました。

ハナレグミ – 深呼吸 【Music Video Short ver.】


◆池松壮亮さん コメント
「深呼吸」をエンドロールで初めて聞いた時に、鳥肌がたちました。是枝監督の作品世界を代弁するような、とてもさりげなくて、作品と共にある感じがすごくいいなぁと感じました。
僕自身大好きな曲なので、今回こうしてMVという形で、是枝監督とハナレグミさんというタッグにご一緒させていただけことは本当に嬉しいです。映画よりも町田というキャラクターにもう一歩踏み込んだ内容になっているので、映画とMVと両方を見ていただき、あわせて面白がっていただけると有難いです。
2016.05.13

ウラなんば(大阪ミナミ)
『海よりもまだ深く』応援プレゼントキャンペーン

大阪で今一番勢いのある飲食エリア「ウラなんば」の30店舗以上の飲食店が本作を応援!

〈キャンペーン概要〉
公開前後のキャンペーン期間中に、参加店舗に設置してある応募用紙をGETしてください。
その用紙に記載してあるQRコードからスマホもしくはPCから応募サイトにアクセスし、必要事項を記入の上、応募すると以下の素敵な賞品をプレゼント!

〈キャンペーン期間〉
2016年5月13日(金)~5月27日(金)まで

〈プレゼント賞品〉
A賞:出演者サイン入りポスター   1名様
B賞:プレスシート(非売品)    10名様
C賞:オリジナルグッズ(探偵手帳) 20名様

※賞品はお選びいただけません。

参加店舗および詳しくはコチラ→ https://uranmb.com/campaign1
2016.05.12

初日舞台挨拶決定!!

5月21日(土)に初日舞台挨拶が決定致しました。この機会に是非ご覧下さい。

<時間・劇場>

日時:13:40の回上映終了後
劇場:丸の内ピカデリー1
登壇者(予定):阿部寛、真木よう子、樹木希林


時間:10:00の回上映終了後
劇場:新宿ピカデリー
登壇者(予定):阿部寛、真木よう子、樹木希林


日時:13:10の回上映開始前
劇場:新宿ピカデリー
登壇者(予定):阿部寛、真木よう子、樹木希林

<チケット購入方法>
5/14(土) 0:00(5/13・金24:00)から各劇場HPにて発売
5/14(土) 劇場オープン時から各劇場窓口にて発売(※残席ある場合のみ)

各劇場HPはこちら
丸の内ピカデリー
新宿ピカデリー

<料金>
通常料金
※ムビチケ・前売券もご使用いただけます。
※各種割引料金の適用はございません。

<注意事項>
※全席指定・定員入替制での上映となります。舞台挨拶の回の座席指定券が必要です。
※転売を目的としたご購入は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯カメラを含む)、ビデオによる撮影・録音等は固くお断りいたします。
※ゲストおよび舞台挨拶は、予告なく変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
※いかなる事情が生じましても、ご購入、お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※マスコミの取材が入る場合がございますのでご了承ください。
※特別興行につき、各種招待券、各種割引券、株主券、SMTMembersクーポンなどは使用出来ません。前売券はご使用頂けます。
※いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場はお断りさせて頂きますので、ご了承ください。
※オンライン販売でご購入の場合は、クレジット決済またはキャリア決済でのお支払いとなります。(現金ではご購入いただけません。)
※お電話でのご予約は承っておりません。
2016.05.09

母の日イベントを実施いたしました!

5月8日(日)に阿部寛さん、樹木希林さん、ハナレグミさん、是枝裕和監督による舞台挨拶・トークセッション付き一般試写会を実施いたしました。

“母の日”を記念して実施された本イベント。
是枝監督は「僕は母が亡くなって10年経つけど、母の日に花や何かをプレゼントしたことがないんです。この作品は自分にとってパーソナルな作品になっていますが、希林さんが母を演じてくれて、自分が住んでいた団地で撮ったものが、こういった母の日に上映されるということは、少しだけ罪滅ぼしになるかなと思っています」とコメント。

阿部さんと樹木さんが母・息子を演じるのは『歩いても歩いても』に続き今回で2度目。
今回の“樹木お母さん”について阿部さんは「団地という狭い空間の中で樹木さんと至近距離でガッツリお芝居ができてすごい嬉しかったです」とコメント。
それを受け樹木さんが「私は圧迫感がありましたよ。団地の小さいお風呂にぎゅーと入っていて、前はローマ風呂に入っていたのにかわいそうだったわよ」とコメントすると会場からは笑い声が。

樹木さんに今回の母親役を受けてもらえなかった場合、本作を作るのを諦めるつもりだったという是枝監督。
そこまで強い思いで樹木さんを母親役に選んだ理由について是枝監督は 「脚本を練り始めたのが、『歩いても 歩いても』の翌年だったんですが、もう一度この親子を撮りたいと思っていたので阿部さんと希林さんの2人をアテ書きしていました。それ以外の人は想像できなかった。」と明かしました。

当日は、母の日にちなみ、阿部さん、是枝監督、ハナレグミさんから、樹木さんへ、スペシャルプレゼントを用意!
代表して阿部さんから大きな200本ものカーネーションの花束がプレゼントされた樹木さんは「こんなお花買うお金があるんだったら、もっと何かあるでしょうに・・・でもありがとう。」とコメント。
しかし、こんなにたくさん貰えないからという理由で花を客席に配り始める樹木さん!
阿部さんと共に配る姿は本当の母子の姿を伺わせました。

また、是枝監督とハナレグミさんによりトークセッションも実施。
是枝監督による音楽を絡めた撮影秘話や永積さんによる製作秘話、またそれぞれに母親の思い出などを語りました。

当初、タイトルがなかなか決まらなかったという永積さん。 
「劇中で阿部さん演じる良多が、父親の形見である硯を背中を正してするシーンがあって、人って一本筋を通そうとするときって深呼吸するじゃないですか。なのでその姿を思って、“深呼吸”とつけました。」と明かすと、
是枝監督は「僕はさっきこの話を聞いたんですけど、知らなかったから感動しちゃって。ずっと背中を丸めて生きてきた男が、父を想って背筋を伸ばすシーンなんですが、ここのシーンに全てが込められているから、作品の想いをしっかりと汲み取っていただいてとても嬉しかったです。」と感極まった様子でコメントしました。

この日はハナレグミが本作の主題歌「深呼吸」を弾き語りという形で披露!
その歌声とメロディに観客は聞き入る様子を見せ、中には涙を流すひともみられました。

また、この「深呼吸」のMVを是枝監督自ら手掛けたことも発表!
本作で阿部さんの後輩を演じる池松さんを起用し、映画のサイドストーリーという位置づけで撮ったことを明かしました。
2016.04.25

舞台挨拶付き完成披露試写会実施レポート

4月24日(日)に阿部寛さん、真木よう子さん、吉澤太陽さん、樹木希林さん、是枝裕和監督による舞台挨拶付き完成披露試写会を実施いたしました。

カンヌ国際映画祭への正式出品決定後、初めてキャストと監督が勢ぞろいする場となり、映画祭への期待や想い、撮影でのことを振り返り語って頂きました。

満席の会場から大きな拍手で迎えられながら登場した、阿部さん、樹木さん、真木さん、吉澤さん、是枝監督。第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門への正式出品が決定した本作は、是枝監督にとっては『そして父になる』『海街diary』に続き、3作連続のカンヌとなります。

MC:是枝監督作品で“良多”を演じるのは、『歩いても 歩いても』『ゴーイングマイホーム』に続き3作目となる阿部さん。本作で演じた“良多”はいかがでしたか?

阿部さん:
是枝監督作品は4本目ですが、ここまでのダメ男を演じたのは初めてです。それでもどこか憎めないキャラクターで楽しんで演じていました。こういう人よくいるなと思うんです。子供の頃に僕もこういう大人がいたことをよく記憶していて、50代になった今でも鮮明に覚えているんです。それに、ダメなところもあるけど、共感できる部分もたくさんある。せこいところとか弱いところとか(笑)それが憎めない理由なんじゃないのかな。

MC:そんな良多の元妻の響子を演じた真木さん。撮影現場はどのような雰囲気でしたでしょうか。

真木さん:
是枝組は穏やかなので、今回もフラットな状態で芝居ができました。

MC:印象的だったシーンを教えて下さい。

真木さん:
私も貧乏育ちなので、カルピスを凍らせてガリガリ削りながら食べるシーンは懐かしく感じましたね。

MC:そんな2人の一人息子・真悟役の吉澤さん。台本をもらわずに現場でシーンや台詞を監督から聞きながら演じたそうですがそのことについて教えて下さい。(当時は小学6年生で、今は中学2年生になった吉澤さん)

吉澤さん:
僕は台本を覚えるのは得意な方なんですけど、その場で覚えるのは緊張しました。試写を観てはじめてストーリーを知りました。この2年ずっと知らなかったんです。

MC:そんな元家族たちを、温かな眼差しで見守るような印象もある母親役を演じた樹木さん。是枝監督の作品は今回が5作品目になりますが今回の現場はいかがでしたでしょうか。

樹木さん:
みんな良多のことをダメ男、ダメ男っていうんだけど、誰しも良多のような部分はもっていると思うの。私の周りにはもっとすごいのがいるから、うちの息子は全然ダメなんて思えないのよ!

MC:キャストの演技があまりに自然で台本はないのでは?と思わせる本作ですが…

樹木さん:
一言一句、まる(。)やため息までもすべて台本通りです!

是枝監督:
本当にその人の口からでる台詞のように意識して脚本は作っているつもりですが、そういう風にみえるのは役者さんが良い証拠だと思います。

MC:本作の舞台である東京都清瀬市の旭が丘団地は、監督が9歳から28歳まで実際に住んでいた場所だそうですが団地でのロケはどうでしたか。

阿部さん:
狭かったですね

真木さん:
私の子供の頃はあんなところに住んでいたので、懐かしくおもいました。

MC:撮影現場には、監督の同級生やその親御さんたちが多く激励に訪れたようですね。

樹木さん:
近所の方たちに、“是枝くん是枝くん”と肩をたたかれてたわね。

是枝監督:
(照れ笑い)

MC:多くの「名言」が散りばめられている本作ですが、劇中での印象に残っている台詞教えて下さい。

阿部さん:
“なりたい大人になれるなんて思うなよ!”ですね。高校生に逆ギレするシーンなんですが、とても気に入っていて、もっとやればよかったと後悔しているくらいです。

真木さん:
今、母と一緒に住んでいるので“あんた、私が死ぬまでここでちゃんとみてなさいよ”という樹木さんの台詞は胸に刺さりましたね。

吉澤さん:
“パパはなりたい大人になれた?”という台詞です。自分でいった台詞ですけど、なんだかウルっときてしまいました。

樹木さん:
“私いいこといった?メモしていいわよ”と良多にいうシーンが可笑しくて本当に好きですね。

是枝監督:
“するわけないでしょ、あなたと人生ゲームなんて”と真木さんが良多にいうシーンですね。あの真木さんの言い方が、この人どれだけ嫌な想いしてきたんだろうとしみじみ思えるような言い方で(笑)可笑しかったです。

MC:(「なりたかった大人」になれていない人たちを描いている本作ですが、「なりたかった大人」になれているかという質問に対し、是枝監督以外はなれていると回答。)なりたかった大人になれたターニングポイントはどこでしょうか。

阿部さん:
僕は最初はモデルをやっていて、俳優という仕事にまさかつけるなんて思っていなかったけど、明らかにそこで変わったと思います。

真木さん:
子供の頃すごい変わっていて、飛行機に追いつけると思ってすごい走ってたんですけど、そのころですかね(笑)。

樹木さん:
ずるずる役者を続けていますけど、癌になったことでしょうか。そこから先を見据えて計算できる生き方をするようになりました。

吉澤さん:
阿部さんのようなどんな役柄でも演じられる役者さん、そして人間としても臨機応変に対応できる大人になりたいと思います!

MC:最後に一言お願い致します。

阿部さん:
本当にみなさん、今日はありがとうございました。是枝作品に関わらせていただけるのは本当に夢のようです。今回演じたキャラクターはダメだけれど、自分なりにチャーミングに演じられたと思っていて、一番好きなキャラクターになったかなと思っています。台詞がないところにもその人の人生がにじみ出ている。本当に良い作品なので、みなさんがこの作品を応援してくれることを願っています。
2016.04.15

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品決定!

本作が、2016年5月11日~22日まで開催される第69回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門にて正式出品されることが決定いたしました!

是枝監督作品のカンヌ国際映画祭への出品は、『DISTANCE/ディスタンス』(01)、『誰も知らない』(04)、『空気人形』(09)、 『そして父になる』(13)、『海街diary』(15)、に続き、本作で6作品目。
『海街diary』に続いて2年連続の出品となります!

監督、キャストからのコメントはコチラ!

是枝監督コメント
昨年に続いて又、カンヌで自作のワールドプレミアを行えるというのは本当に嬉しい限りです。
今回は「ある視点」部門ということですが、この作品にとって最もふさわしい場所を与えて頂いたと思っています。
『海よりもまだ深く』というローカル色豊かな、小さな小さな元家族の物語が、
カンヌの観客のみなさんにどんなふうに受け止めてもらえるのか?僕自身今から楽しみにしています。

阿部寛さんコメント
この「海よりもまだ深く」の中で、僕は夢見た人生と違う生き方をしている売れない作家を演じていますが、
いつかカンヌ国際映画祭で上映される映画に出演できたら、と願っていた僕自身の夢は、
是枝監督はじめ素晴らしいスタッフ、キャストの方々との出会いによってこのように叶い、今は信じられないくらい嬉しいです。
できましたら僕もカンヌで観客の皆さんと一緒に上映を楽しみたいと思っています。

真木よう子さんコメント
再び是枝監督の作品に呼んでいただき、その作品がまたカンヌで上映されると聞いてとても嬉しく思います!
団地を舞台に家族の日常を描いたこの物語は、私がとても大好きな作品です。
世界の方々に観ていただけるのを今から楽しみにしています。

樹木希林さんコメント
カンヌ、ある視点、いいなあ。
団地の話、世界のバイヤーが買うかなあ。
とにかく出席届にマル
2016.04.15

完成披露試写会に50組100名様をご招待!!!

4月24日(日)に実施致します本作の完成披露試写会に50組100名様をご招待!
上映後の舞台挨拶には阿部寛さん、真木よう子さん、吉澤太陽さん、樹木希林さん、是枝裕和監督が登壇予定です! 皆様、ふるってご応募ください。

==============================================
日時:4月24日(日)
14:30開場/15:00開映 ※上映終了後舞台挨拶(17:40頃終映予定)

場所:丸の内ピカデリー1
東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン本館9F

登壇予定者:阿部寛、真木よう子、吉澤太陽、樹木希林、是枝裕和監督 予定/敬称略

[応募期間]~4月18日(月)23:59
==============================================
応募はこちら→https://www.gaga.co.jp/campaigns/index/175
2016.04.08

ナポリの窯・ストロベリーコーンズ × 海よりもまだ深く
プレゼントキャンペーン実施!

対象期間中に、ナポリの窯・ストロベリーコーンズの公式ホームページより
ご注文された方の中から抽選で劇場鑑賞券をプレゼントいたします。

■応募方法: ナポリの窯・ストロベリーコーンズの公式ホームページからのネット注文の際、
「クーポンコード入力欄」にクーポンコード「umi」(全て小文字)をご入力ください。
■応募期間: 4月4日(月)~5月9日(月)

詳しくはこちら →
ナポリの窯:http://www.napolipizza.jp/
ストロベリーコーンズ:http://www.strawberrycones.com/

news
2016.02.12

本作の主題歌がハナレグミさんによる
「深呼吸」に決定しました。

是枝裕和監督コメント
ハナレグミさんには、砂田麻美監督の『エンディングノート』でご一緒させていただいたのが、最初です。その時から、いつか自分の監督作品で、 音楽を、と考えていましが、今回夢が叶いました。
録音スタジオにお邪魔した時、まだテーマ曲の『深呼吸』は、ほとんど歌詞はできていませんでしたが、そのメロディーラインを一度聴いただけで、 身体が震えるほど感動しました。出来上がった曲は、もう、映画の描いていない主人公の過去や未来をも感じさせてくれる名曲で、 この歌で映画が締めくくれることを本当に嬉しく思っています。

是枝裕和
ハナレグミさんコメント
主人公の良多と一緒に、うつむいたり 空を見上げたりしながら曲を書きました。
「なりたい大人になれたかい?」
その問いが僕の手の中にも残り
そして また一つ 深呼吸。
この映画に参加できて、とても光栄に思います。

ハナレグミ
2015.12.25

映画化決定にあたり、是枝監督、阿部寛さん、
真木よう子さん、樹木希林さんからコメントを頂きました。

是枝裕和監督コメント
『海よりもまだ深く』の脚本の最初の1ページ目に書いたのは「みんながなりたかった大人になれるわけじゃない」という1行でした。この映画に登場する、 阿部寛さん演じる息子も、樹木希林さん演じる母親も、真木よう子さん演じる別れた元嫁も、みな「こんなはずじゃなかった」という思いを抱きながら、 夢見た未来とは違ってしまった今を生きています。そして、映画の主な舞台になる公団住宅も、建設された当時は思いもしなかったであろう、老人ばかりの現在を生きています。
今回の映画は、そんなどうしようもない現実を抱えながらも、夢を諦めることも出来ず、だからこそ幸せを手に出来ないでいる、そんな等身大の人々の今に寄り添ったお話です。
なんというか、僕が死んだ後に、神様か閻魔様の前に連れて行かれて、お前は下界で何をしたんだ、と問われたら、真っ先にこの『海よりもまだ深く』を観せると思います。
集大成とか、代表作といった言葉がふさわしいわけではないのですが、自分の今を一番色濃く反映出来た作品であることは間違いないです。
良多役 阿部寛さんコメント
今回演じた良多という役は、ある種とてもダメな男。夢を追い続けているけれど、うまくいかず、嫁や子供から見放されてしまった男。こういう役を演じるのは初めてなので、新鮮で楽しい経験でした。〝いつまでも夢を追いかけている人間″の甘えを演じることで、今までにない、面白い人間味を出せたのではないかと思います。
実際、僕も10代の頃などは、夢に打ち破れ、それでも何とかやっていくような毎日の連続でした。今回は是枝監督のオリジナル脚本ですが、そういうリアルさも、とても深く描かれている脚本です。
是枝監督の現場は初めてではありませんが、監督は僕らの演技をしっかりと見ていてくださるので、すごく安心感があります。監督の判断にゆだねれば絶対大丈夫だという安心感。作品を最良のものにするための監督の精神は、本当に尊敬しています。
今回は、監督が実際に住んでいらっしゃった団地で撮影をしたので、それは今までにない体験でした。監督の小さい頃を知っている方もいらっしゃったので、皆さんすごく温かく盛り上げてくださって。盛り上がりすぎて、撮影できるのかな、っていうくらい(笑)。なんだか、僕まで誇らしい気持ちでした。「帰ってきました!」って。
樹木希林さんとの共演に関しては、親子を演じるにあたり、最高の環境を頂いたと思っています。演技の合間に作品のことだけではなく、色々なお話をしてくださって、そういう時間を一緒に過ごすうちに、自然と親子の空気が生まれていきました。樹木さんは、もともとそれを考えて下さったのかな、とも思います。あと、樹木さんだからこそ言えるセリフと言うのがあり、本当に面白いんです。是枝監督が樹木さんにしか言えないセリフを書き、それを「バチーン!!」と演じられる樹木さんがいる。そういう場面が見られる現場は、本当に貴重な経験でした。
僕はなぜか強い妻がいる役柄を頂くことが多いのですが、今回、元妻役を演じられた真木よう子さんは、今までにないタイプの強くてドライな女性像を演じてくださったので、僕も今までの役との変化を出せてとても充実していました。男っていうのは、「奥さんが強くてね」と言っているくらいの方が人間味があって魅力的なんですよね。
今回僕が演じてた、強がっているのに非常に弱い、そんなダメだけど愛おしい良多を、皆さんに見て頂けたら嬉しいです。
元嫁・響子役 真木よう子さんコメント
是枝組には、不思議な安心感や居心地の良さがあるので、今回も自然でいられる現場でした。監督の脚本は、演じていくとどんどん良さが分かってくるので、樹木さんの一言や、阿部さんの一言などからも発見が多く、とても充実していました。 私が今回演じた響子は、将来を見ている女性です。子供や自分の将来を見据え、それを行動に移せるしっかり者。だから、阿部さんが演じた良多のような、夢見がちな男性が寄ってきてしまうし、反対にそういう男性を好きになってしまうのではないかと思います。阿部さんは色々な作品で拝見していますが、ここまで‘ダメ男’の役は初めてな気がします。でも、すごくハマっていらっしゃいました(笑)。役を演じ分けられる能力がとても高くて素晴らしい俳優さんだなと思いました。 樹木さんとの共演は、なかなかご一緒できる機会もないので、現場で盗めるだけ盗んでやろうと思っていました(笑)。一言一句台本に忠実に演じていらっしゃるのに、樹木さんらしさがキャラクターに滲み出ているのがとても印象的で、改めて尊敬する女優さんだなと感じました。
母・淑子役 樹木希林さんコメント
背が高すぎて苦労した時代が長かった阿部さん、ローマ風呂だけじゃない居場所を見つけたのね。
あの時代は憧れだった団地、70過ぎた婆さんにとってエレベーターのない団地の撮影はヨッコラショ。
『僕は9才から28才までそこに生活してたんですよ!』
撮影中、子供時代を知ってる方々にすれちがう、我が団地の出世頭『コレエダ!』
わたしは忘れものしても、とりに戻らない。
さてこの映画、まあまあなのか上出来なのか、蓋をあけてみるのが楽しみ。

PAGE TOP