それは、世界が震えた<神の一手> 完全なるチェックメイト / PAWN SACRIFICE|トビー・マグワイア / ピーター・サースガード / リーグ・シュレイバー 大ヒット上映中

2016年7月2日(土)
Blu-ray&DVDリリース!
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各界の著名人からの熱いメッセージ! 圧巻の勝負と驚嘆の真実に絶賛!好評デジタル配信中

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※対応デバイスや配信開始日は、ご利用の配信サービスによって異なります。
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※Google Playロゴは、Google Inc.の商標です。

※U-NEXTは7/2(土)の12時(正午)より配信開始となります。

※”PlayStation”は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの商標です。

INTRODUCTION

トビー・マグワイア×『ラスト サムライ』の監督が贈る
歴史を動かしたチェス頂上決戦の真実

  • アメリカ合衆国とソビエト連邦が、世界を東西二つに分けていた冷戦時代。武力で直接戦わない代わりに、スポーツも音楽もアートさえも、どちらが世界を制するかという両国のプライドと未来をかけた戦いだった。1972年に開催された、チェスの世界選手権はその最たるものだった。世界チャンピオンのタイトルを24年間も守り続けてきたソ連の前に立ちはだかったのは、IQ187の天才にして稀代の変人といわれたアメリカの若きチェスプレイヤー、ボビー・フィッシャー。絶対王者、ソ連のボリス・スパスキーとの対局でフィッシャーが繰り出した、驚愕の一手とは―?

  • 天才ボビー・フィッシャーを演じるのは、『スパイダーマン』シリーズのトビー・マグワイア。製作者として脚本開発からキャスティング、全てに関わった。王者の風格を漂わせながら、実はフィッシャーと同じく極度の重圧を抱えていたスパスキーには、『ウルヴァリン:X‐MENZERO』のリーヴ・シュレイバー。愛国心と野心からフィッシャーを、ソ連を倒す兵士に仕立て上げようとするが、結局は彼に完全に振り回される弁護士ポールには、『リンカーン』のマイケル・スタールバーグ。ポールとコンビを組むロンバーディ神父には、『フライトプラン』のピーター・サースガード。

  • 監督は、『ラストサムライ』のエドワード・ズウィック。アクション映画の名手としての手腕で、チェスの試合を息もできないスリリングなシーンに仕上げた。
    モーツァルトに例えられる〈異能の天才〉の半生を追いかけ、その秘密に迫りながら、歴史に残る〈神の一手〉が生まれる瞬間を描く驚嘆の物語が、ここに誕生!

STORY

4手先は3千億通り。その先は狂気の領域―。
その男、ヒーローか、アンチヒーローか?

  • 米ソが世界を二分していた冷戦時代。1972年にアイスランドのレイキャビクで開催されたチェスの世界王者決定戦は、両国の威信をかけた‘知’の代理戦争として世界中の注目を集めていた。タイトルを24年間保持してきたソ連への挑戦権を獲得したのは、アメリカの若きチェスプレイヤー、ボビー・フィッシャー。IQ187を誇る天才で15歳にして最年少グランドマスターとなった輝かしい経歴の持ち主だが、その思考は突飛で、行動は制御不能。謙虚さのカケラもない自信家で、自分の主張が通らないと大事なゲームすら放棄する。

  • そんな、モーツァルトにたとえられる奇行の天才が相対するのは、最強の王者、ソ連のボリス・スパスキー。対局一局目、スパスキーに完敗するフィッシャー。残り二十三局、絶対不利と見られたフィッシャーは極限状態の中、常軌を逸した戦略をうちたてる。
    二大国家の大統領もフィクサーとして影で動いたと言われる、歴史を揺るがす世紀の一戦で生まれた、今尚語り継がれる<神の一手>の真実が明かされる─!

PRODUCTION NOTE

  • 主演決定からスタートした、“歴史的試合”初の劇映画化

    プロデューサーのゲイル・カッツは、1972年に開催されたチェスの世界選手権でのボビー・フィッシャーとソ連チャンピオンのボリス・スパスキーの歴史的試合を鮮明に覚えていた。「あの夏はベトナム戦争やウォーターゲート事件など重大な出来事が多かったけれど、人々が最も関心を寄せていたのは、二人の試合だったわ」とカッツは振り返る。それはチェスプレイヤーが、ヘビー級ボクサーやロックスターと同じくらい有名になった瞬間でもあった。
    なぜこのイベントを、誰も映画化しないのか疑問に思ったカッツは企画を立案し、すぐにトビー・マグワイアにアプローチした。主演を引き受けると共に、プロデューサーも務めたマグワイアは、「フィッシャーは非常に複雑で魅力的な人物だ。ヒーローとアンチヒーローの両面を持つ男を演じるのは、きっと面白いはずだと思ったの」と語る。
    続いてカッツは脚本をスティーヴン・ナイトに依頼する。ナイトは「それはフィクションだったら、創作しようと思わないほど途方もないストーリーだった」と振り返る。

  • アンチヒーローと彼の周りの人々に魅了された名匠

    監督を引き受けたエドワード・ズウィックは、ブルックリン出身の青年が、ソ連の大熊に立ち向かうという構図に惹かれたと語る。「ソ連の狙いは、チェスで勝つことによって、自国のシステムが最高だと証明することだ。そこへ一個人で挑んだフィッシャーが、そのシステムを解体したんだ。彼はある意味、最初のパンクヒーローだと思う。気難しくて不遜で、他人の思惑をほとんど気に留めない。多くを要求し、その行動のいくつかは多分に手荒だった。だがあまりに卓越した存在だったから、それらをやり通すことができた。こうした反体制的な人物に、人々が夢中になる文化的風潮ができ始めていた。ここにいるのは、社会と折り合いが悪く、向こう見ずであるにも関わらず、我々の心を惹きつける天才だ。」
    だがズウィックは、これは型通りの伝記映画ではないし、フィッシャーだけの物語でもないと強調する。「スパスキーを始め、フィッシャーを取り囲む人物たちの心の旅路を描いているんだ。」

  • 時代の雰囲気をとらえた美術と、スーツにこだわった衣装

    プロダクション・デザインは、イザベル・グエイが手掛けた。レイキャビクの最終試合のシーンで、フィッシャーとスパスキーが実際にプレイしたチェス盤を使用することができた。時代の雰囲気は色で出すことに決め、50年代にはゴールド、ブラウンといった暖かい色、60年代にはターコイズやピンクなど鮮やかな色を使った。
    衣装デザインはレネー・エイプリルが担当した。時代と場所に関係なく、男性の衣装はスーツが中心だ。スパスキーには、軽量だがパリっとして少し光沢がある、非常に特殊なコピーキャット・ウールとツイードが用意された。フィッシャーはアメリカ王者になった時ですら、ジーンズとコンバースとひどいセーターという格好だった。ある時から、周囲の年上の男たちのマネをしてスーツを着るようになる。「写真で見る限り、彼はネクタイに関して奇妙な趣味の持ち主だったわ。トビーと私は一番ケバケバしいネクタイを選んだの。それはキャラクターにマッチしていたわ」とエイプリルは笑う。また、袖を少し短くして、マグワイアの手がよく見えるようにした。「不器用だけれど見ていて美しい。そんなフィッシャーの手を強調したの」

  • モントリオールに再現された50~70年代のブルックリン

    ズウィックは撮影監督に、初めて組むブラッドフォード・ヤングを起用した。これまでの作品とは異なるヴィジュアル的特徴を持たせたかったからだ。80%はデジタルだが、描かれる時代に真実味を持たせるために、スーパー16mmやボレックス、モノクロフィルム、カラーの反転フィルムでも撮影された。
    主な撮影はモントリオールで行われた。1960~70年代の素晴らしい建築物が残り、ブルックリンとよく似たブラウンストーンの建物の地区があるからだ。さらに、マンハッタン区にあるワシントン・スクエアと似ている公園もあった。モーテルと60年代のミラマー・ホテルはセットが作られた。レイキャビクのシーンの外観や風景は、実際にアイスランドで撮影された。
    また、驚くほどの正確さで、フィッシャーが出演した「ザ・ディック・キャヴェット・ショー」の映像が再現されている。視覚効果監修のマルタン・リップマンが本物の番組を参照しながら、グリーンスクリーンでマグワイアを撮影し、フィッシャーが番組で配置されていた場所にマグワイアを置き、当時の現場と同じ照明を使うことで実現した。

BOBBY FISCHER

Bobby Fischer/ボビー・フィッシャー
( 1943年3月9日-2008年1月17日 )

アメリカ、シカゴ生まれ。チェスの世界チャンピオンになるも、あえてタイトルを放棄したり、事実上の国家反逆罪で国を追われ、長年にわたり世界を放浪するなど、その謎めいた行動をとり、数奇な人生を送った人物としても有名。2000年代初頭には日本の蒲田でも生活していた。晩年はスパスキーとの世界戦をおこなったレイキャビクで余生を送る。2008年、奇しくもチェス盤の目の数と同じ64歳で死去。

CAST

TOBEY MAGUIREBOBBY FISCHER/PRODUCER

トビー・マグワイア
ボビー・フィッシャー/製作

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PETER SARSGAARDFATHER BILL LOMBARDY

ピーター・サースガード
神父ビル・ロンバーディ

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TLIEV SCHREIBERBORIS SPASSKY

リーヴ・シュレイバー
ボリス・スパスキー

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MICHAEL STUHLBARGPAUL MARSHALL

マイケル・スタールバーグ
ポール・マーシャル

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LILY RABEJOAN FISCHER

リリー・レーブ
ジョーン・フィッシャー

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ROBIN WEIGERTREGINA FISCHER

ロビン・ワイガート
レジーナ・フィッシャー

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STAFF

DIRECTOR / PRODUCEREDWARD ZWICK

監督/製作:エドワード・ズウィック

ハーバード大学在学中から舞台の脚本と監督を手掛け、アメリカン・フィルム・インスティテュート(AFI)で映画制作を学ぶ。1986年、『きのうの夜は…』で長編映画監督デビュー。続く『グローリー』(89)でデンゼル・ワシントンがアカデミー賞®助演男優賞を受賞、自身はゴールデン・グローブ賞®にノミネートされる。『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』(94)でも同賞にノミネートされる。その他の主な監督作は『ラストサムライ』(03)、『ブラッド・ダイヤモンド』(06)など。最新作はトム・クルーズ主演の『JackReacher2』(16)。プロデューサーとしても活躍、『恋におちたシェイクスピア』(98)ではアカデミー賞®作品賞を受賞する。

PRODUCERGAIL KATZ

製作:ゲイル・カッツ

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SCREENPLAYSTEVEN KNIGHT

脚本:スティーヴン・ナイト

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PRODUCTION DESIGNERISABELLE GUAY

プロダクションデザイナー:イザベル・グエイ

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COSTUME DESIGNERRENÉE APRIL

衣装デザイナー:レネー・エイプリル

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MUSICJAMES NEWTON HOWARD

音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

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COMMENT

赤ペン瀧川

なんでも添削家

“天才の人生”って何でこんなに魅力的なのだろうか。 そしてそれを極上のエンターテインメントに仕上げてくれたこの映画に感謝。 間違いなくトビー・マグワイアの代表作だぞ、これは!

安蘭けい

女優

フィクションと錯覚するほどのサスペンス!類い稀な才能は、時として他国をも相手に戦える大きな武器になる。悲しい背景故に武器をもった彼らは、もはや国に操られるチェスの駒。

いとうせいこう

作家、クリエーター( twitterより )

世紀の天才、狂ったチェス選手、ボビー・フィッシャーを徹底的に事実に基づいて描く。ボードゲームは人を進化させ、追い詰める

片桐仁

ラーメンズ

チェスのルールは一切分からないけど、“ものすごい緊張感の中、見たこともない技が発動して逆転”みたいなシーンには、興奮しました。

鎌田實

医師/作家

これぞ映画!狂気の戦いがすごい。人生は夢中で、自由に生きていいんだと思わせてくれる映画。生きるヒントをもらった。

金田一秀穂

杏林大学教授

最強にして最善のライバルと戦わなくてはならないことの、とてつもない悲劇と深い幸運がわかります。

小島慎也

チェスプレイヤー

もう一つの冷戦であった、チェス盤上での米ソ対立。己の夢と国の威信をかけて戦い、数奇な運命をたどった男の物語は、見る人を奥深いチェスの世界へいざなうでしょう。

坂上忍

俳優

オ・モ・シ・ロ・ス・ギ・ル。美しすぎる狂気の世界。想像を絶するスリルに、きっとあなたも酸欠状態に陥るはず。

ディーン・フジオカ

俳優/ミュージシャン

最初の5分で引き込まれた。常軌を逸した五感が天性の才能を輝かせる原動力になる。光が強いほど影も深くなる。深い映画です。

デーブ・スペクター

放送プロデューサー

これほど異色の勝ち負けストーリーは(記憶に)ない。文字通り完全なる映画だ。

中川晃教

俳優/シンガーソングライター

生きるということは何と美しく過酷なのだろう。それでも、人は自分の真実を追い求める。この映画は、チェスに夢を見て、チェスに生きた1人の天才の物語である。

名越康文

精神科医

あの究極のゲームを、この繊細な神経の持ち主がどうして戦えたのか、私にも解らない。ただ彼は確かに、治癒以上に大きなものを手に入れた。

行方尚史

将棋棋士

クレイジーさにシンパシー!

鳥越俊太郎

ジャーナリスト

米ソ冷戦下、国の威信を背負って闘う米国とソ連2人のチェスの名手。精神を病んでしまいそうになる程緊張を強いられる勝負。主人公の一挙手一投足に釘づけになってしまう。

羽生善治

将棋棋士

極限の淵を歩く男達の苦悩と葛藤を描いた物語。1970年代の冷戦の佳境でアメリカ、ソ連、共に威信を賭けたレイキャビクでの戦いは究極の代理戦争として歴史に残るのだろう。まさか、これが実話とは

風吹ジュン

女優

神経衰弱ギリギリ作品。四手進むと3000億通り!国の威信のための戦いに驚嘆!チェスがこれほど面白いとは。

萬田久子

女優

ルールも解らないチェスにいつしか引き込まれ『狂喜』な接戦に熱くなった不思議な時間。経験・センス・頭脳戦!!Bobbyの目力(めぢから)が私の脳裏に焼きつき眠れない一夜となった。

森内俊之

将棋棋士

時代の大きな渦に巻き込まれながら、国を代表して戦ったチャンピオン達。その波乱万丈な人生を後世に語り継ぐ、大変意義深い作品だ。

ロバート・キャンベル

東京大学院教授

冷戦のさなか、闘いはボードの上で交わされていた。想像がつかないほどピュアで美しいが、フィッシャーの次の一手を誰もが読めない。澄んだ目と、神経質な指先にずっと見入っていた。

若松卓宏

漫画『盤上のポラリス』作画担当

※単行本第3巻12月17日発売

相手の心を砕く。フィッシャーのプレイがそうだったように。この映画で彼がたどり着いた真実は日本人が持っているチェスの「美しく紳士的」というイメージを破壊してくれる。