キャラクターと俳優が完璧に重なる
理想的なキャスティング
メアリー・シェリー役のキャスティングについて、ベアーは「メアリーは多面的な役だから、実物らしく演じられるだけでなく、重々しさの出せる女優が必要だった。十代を経て大人の女性の領域に入り、創造のために立ち上がり、当時の社会常識に抵抗する。だから、エル・ファニングの起用は自然な成り行きだったの」と振り返る。 マンスール監督も、「エルは、私たちがメアリーを演じる女優に求めていた資質をすべて備えている」と絶賛する。「あどけなさをしっかりと出せる、若くてフレッシュな女優が必要だった。でも、メアリーの熱く燃える魂や驚くほどの強さ、反骨心、知性という最大の特徴も表現できる女優でなければならない。エルは見事に演じきってくれたわ」