STORY
ストーリー
NY、<シンシン刑務所>。無実の罪で収監された男ディヴァインGは、刑務所内の収監者更生プログラムである<舞台演劇>グループに所属し、仲間たちと日々演劇に取り組むことで僅かながらに生きる希望を見出していた。そんなある日、刑務所いちの悪党として恐れられている男クラレンス・マクリン、通称“ディヴァイン・アイ“が演劇グループに参加することになる。そして次に控える新たな演目に向けての準備が始まるが――。
2024年3月、映画ファンに支持されるSXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)映画祭で、観客の投票により選ばれる最高賞「観客賞」を受賞。躍進はここから始まった。
本作はNYに在る最重警備の収監施設<シンシン刑務所>で、舞台演劇を通して収監者の更生を目指すプログラム 「RTA」に取り組む中で育まれていく、友情と再生を描いた、感動の実話。主要キャストの85%以上が実際にシンシン刑務所の元収監者であり、演劇プログラムの卒業生及び関係者たちで構成されるユニーク且つ挑戦的なプロジェクト。
北米配給権は人気スタジオA24が獲得し、その後次々と世界の映画祭・映画賞での受賞を果たし、本年度ゴールデングローブ賞ではコールマン・ドミンゴが主演男優賞にノミネート。そして遂には本年度アカデミー賞で3部門ノミネートを果たすという快挙を成し遂げた。元収監者とオスカー有力俳優の誰も観たことのないキャストアンサンブルが織りなす演技を越えたリアリティ。そしてラストに待つ大きく、心地よい感動が観るものを包み込む。
NY、<シンシン刑務所>。無実の罪で収監された男ディヴァインGは、刑務所内の収監者更生プログラムである<舞台演劇>グループに所属し、仲間たちと日々演劇に取り組むことで僅かながらに生きる希望を見出していた。そんなある日、刑務所いちの悪党として恐れられている男クラレンス・マクリン、通称“ディヴァイン・アイ“が演劇グループに参加することになる。そして次に控える新たな演目に向けての準備が始まるが――。
グレッグ・クウェダー
監督・脚本・製作
脚本家、監督、プロデューサー。初長編監督作『ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊』(16)は、SXSW映画祭コンペティション部門でプレミア上映され、観客賞を受賞した。続く『ジョッキー』(21)では共同脚本を務め、映画はサンダンス映画祭で審査員特別賞・主演男優賞(クリフトン・コリンズ・Jr)を受賞。その他に『RISING FROM ASHES(原題)』、『RUNNING WITH BETO(原題)』(2019年SXSW映画祭、観客賞受賞)の製作、また、『ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇』(2018年のテルライド映画祭とトロント国際映画祭で上映)の共同製作も務めている。
ジョン・“ディヴァインG”・
ホイットフィールド
原案
PEN協会賞を4回受賞した作家、劇作家、回顧録作家、脚本家。コールマン・ドミンゴ演じる主人公のモデル。収監されることになった犯罪の容疑を晴らし、無実を確認するために積極的に活動。