Now Loading...

Now Loading...

映画『ネオン・デーモン』

好評デジタル配信中!

  • itunes
  • 青山シアター
  • アクトビラ
  • amazon
  • GAYO!ストア
  • google store
  • J:COMオンデマンド
  • TSUTAYA TV
  • DMM.COM
  • dTV
  • ひかりTV
  • ビデオパス
  • ビデオマーケット
  • フジテレビ オンデマンド
  • Playstation Store
  • U-NEXT
  • 楽天ShowTime
  • ※順不同

※対応デバイスや配信開始日は、ご利用の配信サービスによって異なります。
詳細は各社サービスにてご確認ください。
※Google Playロゴは、Google Inc.の商標です。
※iTunesはApple Inc.の商標です。

絶賛の拍手喝采と非難の嵐が、本年度カンヌ国際映画祭の上映会場を真っ二つに引き裂いた。歴史と権威ある映画祭を挑発したのは、5年前にまさにこの地で、監督賞の栄誉を受けた男、ニコラス・ウィンディング・レフンだ。新しい才能を待ちわびていた世界の映画ファンに、最高の刺激と興奮をもたらしたクライム・サスペンス『ドライヴ』への高い評価の結果だった。

最新作では一転、究極の美を追い求めるファッション業界の裏側に渦巻く欲望を、白昼夢のような幻想的かつ煌びやかな映像で描き出した。「美しさがすべてではない、美しさこそが唯一のものだ」と信じる、命さえも美に捧げる者たちの行きすぎた情熱を、ダークな大人のおとぎ話に仕上げたのだ。レフン監督は自身が浴びた賛否両論に対して、「観客の心に刺さることで、彼らの一部になる目的は達成された」と不敵に笑う。 2017年、衝撃の悪夢が遂に日本にも解き放たれる─!

誰もが目を奪われる特別な美しさに恵まれた16歳のジェシーは、トップモデルになる夢を叶えるために、田舎町からロスへと やって来る。すぐに一流デザイナーやカメラマンの心をとらえるジェシーに、激しい嫉妬を抱くライバルたち。ジェシーに仕事を奪われた彼女たちは、常軌を逸した復讐を仕掛け始める。だが、ジェシーの中に眠る壮大な野心もまた、永遠の美のためなら悪魔に魂も売り渡すファッション業界の邪悪な力に染まっていく。そして今、光と闇を得たジェシーが、ファッション業界のさらなる闇へと踏み込んでいく──。 2017年、衝撃の悪夢が遂に日本にも解き放たれる─!

激しいクライム・アクション『ドライヴ』で世界にその名を轟かせたニコラス・ウィンディング・レフン監督は、実は長い間、美についての映画を撮ってみたいと考えていた。それも、女性の美への“執着”に焦点を合わせた物語だ。「ある日、自分が女性に支配されて生きていることに気付いた。そして、危険な美についての映画を撮りたいという不思議な衝動を覚えた」とレフン監督は説明する。 自分のことをまるごと愛することができずに美を追い求める者、美しい者に魅せられ嫉妬する者、反対に己の美しさに満足し、ナルシズムを肯定する者──そんな美に囚われた人々の緊張感溢れる人間関係をサスペンスフルに描きたいというレフン監督の願いから、本作の企画が始まった。
主人公のジェシーは、一見純粋な若くて美しい女性だが、モデルの仕事が軌道に乗ってくると次第に性格が変わっていく。選ばれたエル・ファニングについてレフン監督は、「エルは昔のサイレント映画の大スターと、現代の先進的女優の素質を併せ持っている。自分自身を一変させてしまう、素晴らしい能力を持っているんだ。それにカメラ映りもとてもいい」と絶賛する。レフン監督はファニングに、役作りのために『哀愁の花びら』やラス・メイヤー監督の伝説のカルトムービー『ワイルド・パーティー』などを観るように薦めたという。 次に重要なルビー役には、ジェナ・マローンが抜擢された。レフン監督はこの役について、「脚本段階で謎が多い役柄だったから、ルビーに成りきってくれる女優を求めていた」と説明し、「マローンはルビー役を作り上げるのに尽力してくれた」と感謝する。
レフン監督は衣装デザイナーのエリン・ベナッチに、「偽物ではなく、既成概念の枠を超えた高級ファッションの舞台を作り上げたい」と伝えた。これは、ベナッチに本物の衣装を見つけることと、「本当に高級ファッションの世界と感じられるような見た目にする」という二重の課題を与えることになった。 音楽は『ドライヴ』のクリフ・マルティネスが再び担当した。当初、レフン監督は、ヒッチコック映画の作曲家バーナード・ハーマンの作品をサンプルとして使っていた。マルティネスはレフン監督から「こういう音ではなく、雰囲気という意味だ」と説明され、ヒッチコック映画の気品だけを残し、見事に現代的な音楽を創り出した。 また、レフン監督が「最も個性的な才能に恵まれた女性アーティスト」と称える、覆面のポップスターとして知られるシーアが、ディプロとコラボレーションした楽曲「Waving Goodbye」が使われている。
モーテルの怪しい男ハンク役には、キアヌ・リーヴスが扮している。リーヴスの大ファンだというレフン監督は、「キアヌの名前が挙がった時、それが一番だと思った。彼のように人気スターとしての地位を得ながら、俳優としての実力を兼ね備えている俳優は少ないからね」。 カメラマンのジャック役のデズモンド・ハリントンに関してレフン監督は、「彼は謎めいた性格だから、ジャックのキャラクターがミステリアスになると思った」と振り返る。 ジェシーのボーイ・フレンドのディーン役は、ギャスパー・ノエ監督の『LOVE【3D】』で注目されたカール・グルスマンに決まった。レフン監督は友人であるノエ監督から彼の才能について、こっそり教えてもらっていたという。
CAST
Keanu Reeves キアヌ・リーヴス ハンク/Hank
カール・グルスマン/Karl Glusman ディーン/Dean
クリスティーナ・ヘンドリックス/Christina Hendricks ロベルタ・ホフマン/Roberta Hoffmann
ジェナ・マローン/Jena Malone ルビー/RUBY
アビー・リー/Abbey Lee Kershaw サラ/SARAH
ベラ・ヒースコート/Bella Heathcote ジジ/GIGI
STAFF