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主演:中島裕翔×監督:熊切和嘉&原案脚本:岡田道尚 目にしたものを全て疑え。 不測不能の99分!!
introduction

結婚式前夜、幸せの絶頂から一転、マンホールに転落してしまった一人の男。梯子は壊れ、脚には深手を負い、地上に這い上がることができない。外部に助けを求められるツールはスマホのみ。持てる限りの知力を総動員してSNSを駆使し、絶体絶命の危機からなんとか脱出を試みるのだが、これは、単なる事故ではなかった・・・。
マンホールに落ちる不運な男、川村を演じるのは、本作が6年ぶりの映画主演となる中島裕翔。誰もがうらやむハイスペックサラリーマンが、マンホールへの転落後に泥と雨にまみれながら、深さ8メートル、直径1.5メートルの閉鎖空間から地上に這い上がろうとするしぶとい男へと変貌を遂げる様を見事に演じ切り、俳優としての新境地を開拓している。
監督は『海炭市叙景』、『私の男』などで国内のみならず、海外からも高い評価を受ける熊切和嘉。人間のダークサイドを抉り取る独自の作風を活かしながら、自身のキャリアでも初となる本格的ジャンル映画に挑み、新たな熊切ワールドを構築している。
原案・脚本を務めるのは『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズの岡田道尚。本作は、巧妙な仕掛けを幾重にも張り巡らせ、観客の予測を裏切る脚本制作に定評のある岡田による完全オリジナルストーリーとなる。
2分に1度訪れるピンチの連続。タイムリミットは夜明けまで。そして待ち受ける驚愕の結末。
どうかあなたも“共犯者”として、衝撃のラストはご内密にお願いします。

story
結婚式前夜。幸せの絶頂から人生の穴に転落したハイスペ男。SNSを駆使した反撃の果てにある、衝撃の結末とは!?

営業成績No.1のデキる男・川村俊介。社長令嬢との結婚式前夜、渋谷で開かれたサプライズパーティで酩酊し、帰り道で不覚にもマンホールの穴に落ちてしまう。深夜、穴の底で目覚めた川村は、足に深手を負い、思うように身動きが取れない。スマホで現在位置を調べるがGPSは誤作動を起こし、警察に連絡するも、まともに取り合ってもえらえない。唯一つながった元カノに助けを求めることができたが、そこである疑念が生じる。
「もしかして、ここは渋谷ではない?」何者かにはめられたと考えた彼は、SNS上で「マンホール女」のアカウントを立ち上げ、場所の特定と救出を求める。犯人探しに沸き上がるネット民たちを操る川村。
結婚式までのタイムリミットはあと僅か―。このどん底から這い上がれるのか!?

cast
川村俊介 不動産会社CRレジデンス営業部所属。容姿端麗、営業成績No.1、さらには社長令嬢との結婚も決まり将来を約束されたハイスペ男。
中島裕翔

PROFILE
1993年8月10日生まれ、東京都出身。
のメンバー。ジャニーズJr.時代からテレビドラマ「エンジン」や「野ブタ。をプロデュース」(ともに05)に出演。2008年の「スクラップ・ティーチャー 教師再生」で主演後、「半沢直樹」(13)、「弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(14)などに参加し、「水球ヤンキース」(14)でドラマ単独初主演を務める。その後も「刑事バレリーノ」(16)、「HOPE〜期待ゼロの新入社員〜」(16)、そしてアメリカ発大ヒットドラマのリメイク版「SUITS/スーツ」(18)と立て続けに出演。2016年に公開され、話題を呼んだ映画『ピンクとグレー』や『僕らのごはんは明日で待ってる』(17)で主演を務め、2019年には舞台「WILD」で舞台初主演を飾った。2017年より男性ファッション誌「MEN’S NON-NO」のレギュラーモデルに。2022年7月期のドラマ「純愛ディソナンス」に主演し、2023年1月放送スタートのNHKドラマ10「大奥」<8代・徳川吉宗×水野祐之進 編>において水野祐之進役での出演が控えている。

工藤舞 川村の元カノ。5年前に自分を振った川村からの突然の連絡に動揺するも、マンホールからの脱出に協力することに。
奈緒

PROFILE
1995年2月10日、福岡県出身。2018年NHK連続テレビ小説「半分、青い。」で永野芽郁演じるヒロインの親友役に抜擢。翌年にはテレビドラマ「あなたの番です」に出演し注目を集める。2019年には『ハルカの陶』で映画初主演。その後も映画、テレビを問わず次々に話題作に出演する。その他、主な映画出演作に『事故物件 恐い間取り』(20)、『みをつくし料理帖』(20)、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21)、『マイ・ダディ』(21)、『草の響き』(21)、『余命10年』(22)、『TANG タング』(22)、『マイ・ブロークン・マリコ』(22)など。2022年10月期のドラマ「ファーストペンギン!」で民放GP帯の連続ドラマ初主演を果たしている。

加瀬悦郎 川村の同期。CRレジデンス営業部所属。一匹狼のような性格ゆえに部内でも浮いた存在だが、実は川村と仲が良い。
永山絢斗

PROFILE
1989年3月7日生まれ、東京都出身。2007年、「おじいさん先生」でドラマデビュー。2010年、映画『ソフトボーイ』で初主演を務め、第34回 日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以降、『マザーウォーター』や『悪人』(ともに10)など注目作に相次いで出演。以降、NHK連続テレビ小説「おひさま」(11)や「べっぴんさん」(16)などに出演し、タナダユキ監督作『ふがいない僕は空を見た』(12)で主演を務める。その他、テレビドラマでは「初めて恋をした日に読む話」や「俺の家の話」、WOWOW「コールドケース~真実の扉~」等でインパクトを残した。近年の出演映画に『アンフェア the end』(15)、『海辺の生と死」(17)、『峠 最後のサムライ』(22)、さらに2022年ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品された『LOVE LIFE』などがある。

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