ジャック・ペランJACQUES PERRIN 製作/監督
1941年、フランス・パリ生まれ。父は舞台装置家、母は女優という芸能一家に生まれ、豊かな演技力を発揮してフランスやイタリアで数多くの映画に出演。66年には二本の作品でヴェネチア国際映画祭の男優賞受賞。69年、コスタ・ガブラス監督の『Z』で初めて製作を務め、米アカデミー賞外国語映画賞を受賞。89年の名作『ニュー・シネマ・パラダイス』で映画監督となったトトを演じ、さらなる注目を集める。80本以上の映画に出演し、また数多くの長編映画で製作を担当している。89年、『Le People Singe』で動物の世界に目覚め、『ミクロコスモス』(96)、『キャラバン』(99)で製作を務めた。さらに『WATARIDORI』(01)では、製作およびジャック・クルーゾ、ミッシェル・デバとの共同監督を務めた。その他製作作品に、『コーラス』(04)、『幸せはシャンソンニア劇場から』(08)などがある。ジャック・クルーゾ監督と共同監督を務めた『オーシャンズ』(09) では、権威あるセザール賞ドキュメンタリー賞を受賞。
ジャック・クルーゾJACQUES CLUZAUD 監督
1979年パリ第8大学映画科を卒業。80年から91年までフィクション映画の第一助監督として、多くの作品を担当し、フィクション短編映画も多く監督した。その後、数多くのドキュメンタリー作品やCM、特撮映像の監督などを経て、01年、ジャック・ペラン、ミッシェル・デバと『WATARIDORI』(01)で共同監督を務め、「WATARIDORI ~もうひとつの物語~」(01/TV)でも監督を務めた。02年から03年にかけて、ジャック・ペランと「Les Voyageurs du ciel et de la mer」をダブルアイマックス仕様で共同監督、その後『オーシャンズ』(09)の脚本共同執筆と海洋、海中撮影用の特殊技術の共同開発に携わり、セザール賞ドキュメンタリー賞を受賞。
ジャック・ペランが描きたかった世界―