少女の中の“願い<タブー>”が目を醒ます
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世界が固唾を呑んだ衝撃作!

INTRODUCTION

ラース・フォン・トリアーの遺伝子を受け継ぐ
鬼才ヨアキム・トリアー監督が放つ北欧ホラー

長編映画の監督デビューからわずか4作で、カンヌやトロントを始めとする世界の権威ある国際映画祭の常連となると共に数々の賞に輝き、今や北欧を代表する監督となったヨアキム・トリアー。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞し、近年では挑発的な衝撃作を世界に突き付け続けるラース・フォン・トリアーを親類に持つ。これまでは、人間の抱える様々な問題に真摯に向き合ったヒューマンドラマを描いてきたヨアキム・トリアーが、最新作では遂にラース・フォン・トリアーから受け継いだ危険な遺伝子を爆発させた。アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞外国語映画賞のノルウェー代表作品に選ばれ、世界最大級の映画レビューサイトRotten Tomatoesで93%の満足度(2018.7.23現在)をたたき出した、美しくも恐ろしいイノセントホラーを完成させたのだ。

北欧の神秘的な自然と洗練された街を舞台に放つ
目を醒ました少女の“願い”が引き寄せる戦慄の結末

テルマを演じるのは、ノルウェーで子役から活躍していたエイリ・ハーボー。敬虔な信仰心と初めて覚えた欲望に引き裂かれながら、自分の中に眠っていた“恐ろしい力”と向き合うテルマを繊細かつ鮮烈に演じ、本作でノルウェーのアカデミー賞にあたるアマンダ賞にノミネートされる。各国の映画祭でも絶賛され、2018年にはベルリン国際映画祭シューティング・スター賞を受賞、ヨーロッパで最も期待されている若手女優の一人となる。
テルマと強く惹かれ合うアンニャには、本作で映画デビューを果たした、カヤ・ウィルキンス。オケイ・カヤの名前で、ロンドンやニューヨークを中心に活躍している、ビッグブレイクを予感させるモデルかつミュージシャンだ。何気ない衣装もファッショナブルに着こなす見事なスタイルとセンスで、テルマが憧れる存在にリアルな説得力を与えた。
テルマの支配的な父親には、北欧で最もリスペクトされている俳優の一人であるヘンリク・ラファエルソン。彼と『ブラインド 視線のエロス』で共演したエレン・ドリト・ピーターセンが、夫と共にテルマの秘密を守り続ける母親を演じる。
胸躍る青春の扉を開け、大人への階段を上り始めた少女テルマ。だが、その先には想像もしなかった“見知らぬ自分”が待ち受けていた。あなたは、「頭から離れない」と観る者を眠れぬ夜へと追い込んだ、衝撃と戦慄の結末に耐えられるか──?

STORY

少女の“恐ろしい力”は封印されたはずだった
彼女が初めての恋におちるまでは──

ノルウェーの雪深い森に、まだ幼い娘のテルマを連れて狩りにやって来たトロン(ヘンリク・ラファエルソン)。やがて目の前に一頭の鹿が現れる。だが、彼のライフルは、獲物ではなく娘に向けられる──。

それから数年後、美しく成長したテルマ(エイリ・ハーボー)は、オスロの大学に通うため一人暮らしを始める。人里離れた小さな田舎町で、信仰心が深く厳格な両親のもと育ったテルマにとっては、すべてが新鮮だった。

両親から毎日のようにかかってくる電話が面倒なこともあったが、車いす生活の母ウンニ(エレン・ドリト・ピーターセン)を気にかけていた。そんなある日、異変が起きる。真っ黒な鳥の群れが狂ったような勢いで飛び立つと、激しい発作に襲われたのだ。救急車で病院に運ばれたものの原因は分からず心に大きな不安を抱えるが、その時助けてくれた同級生のアンニャ(カヤ・ウィルキンス)と親しくなっていく。
テルマは自由奔放で大人びたアンニャに憧れ、彼女のアパートを訪れると、背伸びをして初めてのお酒を飲み、煙草を吸う。一方のアンニャも、純真無垢だがどこか他人とは違う魅力を秘めたテルマに強く惹かれていく。ある時、想いの募った二人は口づけを交わすのだが、厳しい戒律のもとで育てられたテルマは激しい罪悪感に苦悩する。

それからも発作と共に、不気味な自然現象が周りで起きるようになり原因を探るため検査入院したテルマだったが、彼女の故郷の病院からカルテを取り寄せた医師から、幼い頃に精神衰弱で発作を起こしたことについて質問される。だが、テルマはそんな重要なことを、何ひとつ覚えていなかった。“心因性”という診断を下した医師は、精神を病んでいたテルマの祖母からの遺伝の可能性も疑っていた。さらに、テルマが両親から「死んだ」と聞かされていた祖母が、老人ホームで生きていることが判明する。
テルマが消えた記憶と家族の秘密に混乱していた頃、アンニャが突然、姿を消してしまう。自分の発作との関係を疑ったテルマは、自らの生い立ちを探るべく帰郷し、両親が隠し続けてきた衝撃の事実に直面することとなるのだが…。なぜ、父親は幼いテルマを殺そうとしたのか?テルマの発作とアンニャ失踪の関係は?果たして、テルマが秘めた“恐ろしい力”とは──。

STAFF

監督

ヨアキム・トリアー

Directed by Joachim Trier

1974年、デンマーク生まれ。長編映画監督デビュー作の『リプライズ』(06・未)は、トロント、ロッテルダム、サンダンスなどの国際映画祭に正式出品され、ノルウェーのアカデミー賞外国語映画賞ノルウェー代表作品に選ばれ、“崇高で生まれながらの天才”と絶賛される。2作目の『オスロ、8月31日』(11・未)は、カンヌ(ある視点部門)、トロント、サンダンスなどの国際映画祭に正式出品され、アマンダ賞監督賞を受賞し、セザール賞外国語映画賞にノミネートされる。さらに、2013年には、“ニューヨーク・タイムズが選ぶ注目の監督20人”に選ばれる。続く『母の残像』(15)は、ガブリエル・バーン、ジェシー・アイゼンバーグ、イザベル・ユペールなどの国際的な実力派俳優を迎え、初の英語映画としてカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、アマンダ賞監督賞、脚本賞を獲得するなど今や北欧を代表する監督となった。

PRODUCTION NOTE