ピータールー マンチェスターの悲劇

イギリスの巨匠マイク・リーが挑む、英国史上、最も残忍かつ悪名高い事件。200年の時を経て、その全貌が明かされる――!
アカデミー賞®7度ノミネート 『秘密と鍵』『ヴェラ・ドレイク』マイク・リー監督最高傑作!
8月9日(金)TOHOシネマズシャンテ他 全国順次公開
イギリスの巨匠マイク・リーが挑む、英国史上、最も残忍かつ悪名高い事件。200年の時を経て、その全貌が明かされる――!
第75回ヴェネチア国際映画祭 Human Rights Film Network Award受賞

200年前と今とではイギリスの社会は
大分変わりましたが、
中央と地方、
支配者と労働者の対立を見ると
ブレクシットの問題に
直結しているように見えます。
―ピーター・バラカン
(ブロードキャスター)

心を激しくかき乱す究極のリアリティー
―The Sun(UK)

ラスト30分に、マイク・リーの
映画監督としての
魂すべてが注ぎ込まれている
―Variety

民衆に捧げた、荘厳で壮麗な賛歌。
遠い昔を描きながらも、現代の政治秩序を激しく非難している
―New York Magazine/Vulture

19世紀の英国における
権利の要求と暴政を、
誠実に鮮烈に描き出している
―Little White Lies

INTRODUCTION & STORY

目と耳を疑う―けれども全てが事実。現代民主主義の原点となった物語

アカデミー賞®7度ノミネート!カンヌ国際映画祭4冠受賞!!名匠マイク・リー監督最高傑作!

『秘密と嘘』でカンヌ国際映画祭のパルム・ドールに輝き、同作と『ヴェラ・ドレイク』でアカデミー賞®に
ノミネートされた名匠マイク・リーが、監督生命のすべてを賭けて、英国史上最も残忍かつ、
悪名高い事件“ピータールーの虐殺”の全貌を明かす!
私たちは、この史実の渦中に投げ込まれ、その目撃者となる。
そして、知るだろう。現在の世界に蔓延している問題と、あまりにも通じることに──
2019年、今こそ必見の傑作が誕生した。

1819年、ナポレオン戦争後の英マンチェスター。非武装市民6万人に起きた悪夢。
〈ガーディアン紙〉創刊のきっかけとなった事件の全貌がついに明かされる――!

ヨーロッパ諸国を巻き込んだナポレオン戦争も、1815年のウォータールーの戦いを最後に、ようやく終結。
だが、英国では勝利を喜ぶのも束の間、経済状況が悪化、労働者階級の人々は職を失い、貧しさにあえいでいた。
彼らに選挙権はなく、あちこちで不満が爆発し、抗議活動が炸裂していた。
1819年8月16日、マンチェスターのセント・ピーターズ広場で大々的な集会が開かれ、
著名な活動家であるヘンリー・ハントが演説することになる。
だがこれは、あくまで平和的に自分たちの権利を訴えるデモ行進になるはずだった。
あろうことか、サーベルを振り上げた騎兵隊とライフルで武装した軍隊が、6万人の民衆の中へと突進するまでは──。
誰がいつどんな指示を出したのか、本当の目的は何だったのか、
どうして止められなかったのか、傷つけられ殺された者たちのその後は?そして政府の見解は──?

CAST

  • ヘンリー・ハント:ロリー・キュア ヘンリー・ハント:ロリー・キュア Henry Hunt:Rory Kinnear

    1978年2月17日、イギリス、ロンドン生まれ。
    オックスフォード大学で英文学を専攻し、ロンドンの演劇学校LAMDAでトレーニングを積む。舞台を中心に活躍しており、シェイクスピアの「尺には尺を」、「ハムレット」で11年イブニング・スタンダード賞最優秀俳優賞を受賞、ローレンス・オリヴィエ賞にもノミネートされた。映画の代表作には、ビル・タナー役を務めた『007/慰めの報酬』(08)、『007スカイフォール』(12)、『007スペクター』(15)の他、英国インディペンデント映画賞で助演男優賞を受賞した『ブロークン』(12)、『カムバック!』(14)、アカデミー賞8部門ノミネート、脚色賞受賞の『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)などがある。

  • ヘンリー・ハント:ロリー・キュア ヘンリー・ハント:ロリー・キュア Henry Hunt:Rory Kinnear

    1974年7月14日、イギリス、ランカシャー、ボルトン生まれ。
    マンチェスターを舞台にしたTVシリーズ「恥はかき捨て(SHAMELESS)」(04~)でデビュー。2015年、自らの名前がタイトルになっている舞台「MAXINE PEAKE HAMLET」に主演、舞台女優としての地位を確立。映画では2012年「PRIVATE PEACEFUL」に初出演。アカデミー賞で5部門にノミネート、エディ・レッドメインが主演男優賞を受賞した『博士と彼女のセオリー』(14)でエディの2番目の妻役を演じて注目を浴びる。

  • ヘンリー・ハント:ロリー・キュア ヘンリー・ハント:ロリー・キュア Henry Hunt:Rory Kinnear

    1992年9月4日、イギリス、マージーサイド、セント・ヘレンズ生まれ。
    TVシリーズ「HolbyCity」(14~)でデビュー、以降もTVを中心に「グランチェスター牧師探偵シドニー・チェンバース」(14~)「アガサ・クリスティートミーとタペンス―2人で探偵を―」(15)などに出演。2018年、イギリス映画『NationalTheatreLive: Allelujah!』に出演。待機作にジョニー・デップ主演の『Waitingforthe Barbarians(原題)』(19)がある。

  • ヘンリー・ハント:ロリー・キュア ヘンリー・ハント:ロリー・キュア Henry Hunt:Rory Kinnear

    1965年、5月16日、イギリス、グレーター・マンチェスター、サルフォード生まれ。
    舞台、映画、TVで活躍。主な出演映画に『ミリオンズ』(04)、『ウェイバック -脱出6500km-』『ヒア アフター』『恋のロンドン狂騒曲』(以上すべて10)などがある。

STAFF

監督/脚本:マイク・リー Ditector/Writer:Mike Leigh

1943年2月20日イギリス、グレーター・マンチェスター、サルフォード出身。
王立演劇学校とセントラル・アート・スクールおよびロンドン・フィルム・スクールで学び、71年に“BleakMoments”で長編映画監督デビュー。同作でロカルノ国際映画祭金豹賞やシカゴ国際映画祭グランプリを受賞。以降、舞台を中心に活躍する傍ら、ケン・ローチ、スティ-ブン・ブリアーズらと共にBBC製作のTV映画を製作。
88年に『ビバ!ロンドン!ハイ・ホープス』で映画界に戻り、『ネイキッド』(93)でカンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞。『秘密と嘘』(96)ではアカデミー賞作品賞、監督賞他5部門ノミネート、カンヌ国際映画祭パルムドール、最優秀女優賞を受賞。『ヴェラ・ドレイク』(04)ではヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞。『ターナー、光に愛を求めて』(14)ではアカデミー賞4部門ノミネート、カンヌ国際映画祭主演男優賞、芸術貢献賞を受賞。
名実ともに、イギリスを代表する名匠の一人である。

フィルモ・グラフィー(劇場用長編のみ)*は日本劇場未公開作品

  • 1971
    『ブリーク・モーメンツ』*1972年ロカルノ国際映画祭 金豹賞 受賞
  • 1988
    『ハイ・ホープス キングス・クロスの人々』*1988年ヴェネチア国際映画祭 国際映画批評家協会賞 受賞
  • 1991
    『ライフ・イズ・スウィート』*1992年全米映画批評家協会賞 作品賞 受賞
  • 1993
    『ネイキッド』1993年カンヌ国際映画祭 監督賞/主演男優賞受賞
  • 1996
    『秘密と嘘』 1997年アカデミー賞 作品賞/監督賞/脚本賞/主演女優賞/助演女優賞ノミネート
    1996年カンヌ国際映画祭 パルムドール/主演女優賞 受賞
  • 1997
    『キャリア・ガールズ』1997年ロンドン・イブニング・スタンダード賞 主演女優賞 受賞
  • 1999
    『トプシー・ターヴィー』*2000年アカデミー賞 脚本賞/美術賞ノミネート 衣装賞/ヘアメイク賞 受賞
  • 2001
    『人生は、時々晴れ』2003年ロンドン映画批評家協会賞 英国作品賞/英国主演男優賞 受賞
  • 2004
    『ヴェラ・ドレイク』 2005年アカデミー賞 監督賞/脚本賞/主演女優賞ノミネート
    2004年ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞受賞
  • 2008
    『ハッピー・ゴー・ラッキー』*2009年アカデミー賞 脚本賞ノミネート
  • 2010
    『家族の庭』2011年アカデミー賞 脚本賞ノミネート
  • 2014
    『ターナー、光に愛を求めて』 2014年アカデミー賞 撮影賞/衣装デザイン賞/作曲賞/美術賞 ノミネート
    2014年カンヌ国際映画祭 男優賞/芸術貢献賞 受賞